前回の続を述べます。
② 色土を使った作品の種類
a) 練り込み(マーブル)模様
2~3種類の色土を、練り込み(菊練などで)、マーブル(大理石)模様を作ります。
・ 土の種類は、最大3種類で済ませます。(種類が多いと、模様が複雑になり過ぎます)
・ 色土の量の割合を決めます。
均等でも良いですが、一方を多くした方が、模様が「ハッキリ」します。
・ 黒っぽい色土ほど、面積が広く感じられますので、その点を留意してください。
・ 色土を数段(5~8段)重ね合わせ、菊練します。
練る回数が少ないと,粗い模様となり、多いと細かくなります。
・ 練り上げた土を、真ん中から縦、又は横方向から二分します。
切り口は、外側より綺麗な模様になっている事が多いです。
それ故背中合わせにし、表面に綺麗な模様が出る様にします。
注意: 顔料の種類に拠っては、生(素焼き前)又は素焼後の色土の発色が解かり難い
場合が有ります。色土の種類を間違わないで下さい。本焼きで発色します。
・ この土を延ばして、「タタラ」(板状)にし、作品に仕上げます。
例、平皿、筒に巻いて花瓶、板起こし、石膏型に押し当てた作品等
・ 「タタラ」に裏表があり、模様も違います。気に入った模様の方を使います。
勿論 電動ロクロを使って、マーブル模様の作品を作る事も出来ます。
(この場合は乾燥後、表面を一皮削り取れば、模様が出てきます)
b) 表面に塗る
出来上がった作品の表面に、色土を重ねます。
・ 白化粧の替わりに、色土で化粧掛けする方法です。
白化粧の技法(刷毛目など)が、そのまま利用できます。
・ 数種類の色土を用意し、筆や「スポイト」で、絵を描く事も出来ます。
・ 大皿などに、やや緩く溶いた色土を、柄杓を使い流し掛けします。
(色土を厚く掛けると、剥がれ易くなります。C M C (化学糊)を入れて予防します。
又、作品が乾燥しすぎて居る場合、霧を拭いて水分を含ませて、流し掛けします)
以下 次回に続ます。
② 色土を使った作品の種類
a) 練り込み(マーブル)模様
2~3種類の色土を、練り込み(菊練などで)、マーブル(大理石)模様を作ります。
・ 土の種類は、最大3種類で済ませます。(種類が多いと、模様が複雑になり過ぎます)
・ 色土の量の割合を決めます。
均等でも良いですが、一方を多くした方が、模様が「ハッキリ」します。
・ 黒っぽい色土ほど、面積が広く感じられますので、その点を留意してください。
・ 色土を数段(5~8段)重ね合わせ、菊練します。
練る回数が少ないと,粗い模様となり、多いと細かくなります。
・ 練り上げた土を、真ん中から縦、又は横方向から二分します。
切り口は、外側より綺麗な模様になっている事が多いです。
それ故背中合わせにし、表面に綺麗な模様が出る様にします。
注意: 顔料の種類に拠っては、生(素焼き前)又は素焼後の色土の発色が解かり難い
場合が有ります。色土の種類を間違わないで下さい。本焼きで発色します。
・ この土を延ばして、「タタラ」(板状)にし、作品に仕上げます。
例、平皿、筒に巻いて花瓶、板起こし、石膏型に押し当てた作品等
・ 「タタラ」に裏表があり、模様も違います。気に入った模様の方を使います。
勿論 電動ロクロを使って、マーブル模様の作品を作る事も出来ます。
(この場合は乾燥後、表面を一皮削り取れば、模様が出てきます)
b) 表面に塗る
出来上がった作品の表面に、色土を重ねます。
・ 白化粧の替わりに、色土で化粧掛けする方法です。
白化粧の技法(刷毛目など)が、そのまま利用できます。
・ 数種類の色土を用意し、筆や「スポイト」で、絵を描く事も出来ます。
・ 大皿などに、やや緩く溶いた色土を、柄杓を使い流し掛けします。
(色土を厚く掛けると、剥がれ易くなります。C M C (化学糊)を入れて予防します。
又、作品が乾燥しすぎて居る場合、霧を拭いて水分を含ませて、流し掛けします)
以下 次回に続ます。