わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

趣味を長続きさせるコツ(2)

2008-06-16 10:48:09 | 陶芸のすすめ
趣味が長続きできる人は、どんな人でしょうか?。

 1) 何となく始めた陶芸に、はまり込んでしまった方。

   人に誘われたり、偶然見つけた看板や、広告等を見て始めた事が、いつの間

   にか面白くなって、段々はまり込み、長続きした趣味になった人。

 2) 多趣味でない人。

   あれもやった事がある、これもやった事がある、と人が居ます。

   ・ 多趣味のことは、悪い事ではありません。しかしその趣味が、何の関連

     性が無い場合、趣味が長続きする事は少ないです。(浅く広くの状態)

   ・ 一つの趣味から次々に、関連した事柄に興味が湧き、新しい趣味が一つ

    増え、段々多趣味になる事は、理想的な事です。

   ・ 例えば、陶芸は総合芸術と言われています。 書、絵、彫刻、篆刻、

    彫塑、茶道、華道、香道、人形制作、その他ステンドグラス、クラフト

    などの造形など、各種の芸術と関連しています。それ故陶芸を長くやれば

    やる程、これらの何れかが趣味となり易いです。
  
 3) 少々不器用と自覚している人。先を急がない人。

   人とより早く上達する事より、自分のペースで作業出きる事を優先し、楽し

   む事が出きる人。

 4) 一人遊びができる人

   グループなど何人かで行動するのが苦手な人。

 5) 結果より、その過程を楽しむ人。

    陶芸には色々な楽しみがあります。出来た作品を自分で使う楽しみ、
 
    人にプレゼントする喜び、作品を人に見てもらう喜び(発表する喜び)、

    そして作る楽しみです。

    特に作る楽しみは、技術が上達すればする程、楽しみは格段に増大します

   それ故この喜びを見つけた人は、確実に長続きします。

 6) 指導者に頼り易い人。(手助けが必要な人)

   一見この様な人は長続きしない様に見えますが、意外と長続きする人が多い

   ものです。(何かをしたいが、何から始めたら良いか迷っている人ですが)

   この様な人は、自分に自信が無く、中々物事に飛び込めず、第一歩に迷う人

   が多いです。

   どんな趣味でも良く、それをやり遣り通す事により、次第に自信をつける事

   が出来ます。

   どうしても、初級レベルの時は、人に頼りがちになり易いですが、長続きす

   る傾向にあります。

 7) その他 性格(性質)による場合

   ・「サッパリ」した性格の人より、「粘着タイプ」と言われる人は、長続き

    し易いです。

   ・ 割合大事な事として、習い事は、近くの場所でしない事です。

     近くは便利そうに思いますが、特に大人の習い事は、気分転換の為、

     日常と違った空間に出掛ける為、知り合いに会わない為(最初は秘密に

     したいと思ってる人が多い)等や、自分だけの時間を大切にすると言う

     意味でも、やや距離を置いた場所を選ぶ事を勧めます。

まとめ

  趣味を長続きさせるコツは、その人の性格にもよりますが、

 1) 最初から意気込む事無く、細く長くやるつもりで、第一歩を踏み出す事。

 2) あれこれと、手を広げず、対象を少なくする事です。

   (ある程度の事が解かって来たら、その周辺の事を勉強して下さい)

 3) 仲間と集うのではなく、自分一人で行動してください。

 4) 結果を重視するのでは無く、やっている過程を楽しむ事です。

 5) 趣味ならどんな事から始めてもいいのです。

   一芸は万芸に通じます。(一芸に秀でた人は、万芸に秀でると言われていま
   
   す。) 不思議な事に、一つの事を長くやっていると、全然関係無い事柄

   も理解できる様に成ります。

   それが何時しか、今やっている趣味と結び付いて来ます。

   そして自分の世界が広がり、楽しみも倍増します。
 
 6) 習い事は、やや離れた場所を選ぶ事です。

以上 何かの参考にして下さい。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする