わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸の衣類及び用具について

2008-06-13 17:06:11 | 陶芸入門(初級、中級編)
 陶芸は粘土や水を使って、作品をつくります。

特に、電動ろくろによる作陶は、別名「水挽き」と呼ばれ、水を大量に使って作る

方法です。(泥水が大量に発生し、ろくろの回転と伴に、周りに飛び散ります)

 手ひねりでも、少量ですが、水を使い、手も汚れ、粘土の削りカスも出ます。

 それ故、土や泥で衣服が汚れる事を前提に、考えてください。

 1) 汚れて良い衣服で出席する。

 2) 会社帰りや、都会のカルチャーに通う場合などは、途中で着替える。

 3) エプロン(前掛け)を用意する。

 4) 手を何度も洗いますので、タオルなどを用意して下さい。

 又 電動ろくろを使う場合、ろくろを両太ももで挟むような姿勢をとりますので

  スカート等は不向きです。

 尚 爪は切っておいて下さい。

  ・ 爪が長いと、作品が作りずらい。 作品に「爪痕」と言う傷がつきます。

  ・ 爪の間に粘土(泥)が入りやすい。

 爪を切りたく無いため、陶芸を諦めた女性もいました。

  (爪を伸ばしておきたい人は、陶芸をしない事です。)

  自宅以外での習い事で、 出来上がった(焼成された)作品を持ち帰る為の、

梱包材(新聞紙などの紙)と、持ち帰る為の、バッグも用意する必要があります。


 陶芸の用具について

A) 最低必要な用具は(個人専用、又は共用品)

 1)竹べら(なぜ、切りべら)、針(剣先)、皮(鹿皮)、切り糸、カンナ類

  (作品を削る道具)、紙(布)ヤスリ、ビニール(30cm四方で、次回続き

  まで、作品が乾かない様に包む)等です。

  これらの用具を自分専用に用意するか、(市販品、又は習う所で買います。)

 陶芸教室などでは備品として、用意され、皆で共用して使う所もあります。

 (尚 竹ベラ、針、切り糸、カンナ類は自分で作る事が出来ます。)


B) その他に必要な用具は

  (習いに行っている場合には、そこに用意されている物)

 2)手回しろくろ、筆、柄杓(ひしゃく)、バケツ(釉薬を入れる)、釉剥がし

  ブラシ、霧吹き、スポイト、金ベラ、バットや洗面器、「たらい」などの容器

  (施釉する際に必要)、タオル、雑巾、スポンジ、石膏の型、タタラ板、

   カタクリ粉(くっつき防止)など。


C) 自宅で作陶する場合

 3) 上記用具の他に、水、粘土、粘土置き場、粘土を練る台、作陶する為の場

   所、作品を置く場所などが必要です。

 
 

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする