感謝の一日です。

今日の行先は、古宇利島です。

最近では…といいましょうか、私達が沖縄に到着してからは、
一日中お天気が良い日が少なかったように思います。
でも、住んでいますと、お天気が良い日を選んで出掛けることができます。

そんな今日は、まさに、打ってつけのお出掛け日和。
ありがたいですね。

朝のお仕事を済ませ、明日の納品分の段取りができたところで出発です。
この４年間、この古宇利島だけは、毎年行って見たいと思えるところなのです。

今日も、海の色がきれいでした。
学生さんの団体さんや中国からの観光客もありましたが、
みなさんは、これからのスケジュールがあるからでしょうか、
海を見て、お土産を買って帰って行かれる方が多いように思いました。

そんな中、私達はといいますと、運動靴と帽子を持って行きましたので、
いつものお散歩を、今日は古宇利島で…。

片道１ｋｍ弱ほど海岸線を歩けるのですが、
ここは私達のプライベートビーチともいえるほど、人を見かけません。

陽射しと言っても２月のそれは柔らかく、心地よい爽やかな海風の中、
きれいな海辺を二人で手をつないで歩きます。

今日は、今までよりも潮が引いていましたので、景色が少し違っていました。
いつもですと海のなかにある岩場が出ていて、岩に海藻がついているのが見えました。
沖縄で「あーさー」と言われる、岩場に生える緑色海藻です。

また、砂浜を歩くこともできましたので、いつもの年よりも遠くまで行ってきました。
そこには、浸食された岩がいろいろありましたので、
なかなか見ることができない奇岩を楽しむこともできました。

ここ半月ほど、主人は勉強も兼ねて新たな取り組みを始めていますので、
何も手伝えない私は、主人の体調を心配していたのです。
それなのに、今日のお出掛けも、主人の運転がなければ行くことができません。
申し訳ないばかりです。

そう思っている私に、主人が言いました。
「今日は、夕食を食べて帰ろうと思っているよ。最近、ずっと籠っていたからね。」

私を気遣って、そう言ってくれる主人には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
沖縄に来て初めての外食でした。
いろいろなお話をしながらの、楽しい時間でした。
帰りの車からの夕日の美しさは、今も目に浮かんできます。

今もお仕事をしている主人に、私は心からの感謝の気持ちを送ります。
『今日も、素敵な一日を、本当にありがとう。』


　ずっと向こうの、一番先端に行きます。


　先端の岩は、カメの顔のようにも見えました。


　その肩のあたりからの景色です。
　今年は、引き潮の時間だったので、こんな所まで来ることができました。


　帰りの夕日がきれいでした。