想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

感動の理由

2016-02-08 21:49:35 | 日記
今日は、第50回スーパーボウルがありました。
アメリカンフットボール(NFL)の優勝決定戦で、アメリカ最大のスポーツイベントです。
主人は例年通り、この日のためにお仕事の段取りを付けて観戦しました。

私も、主人と知り合って以来、アメリカンフットボールが好きになりましたので、
スーパーボウルは何度もテレビ観戦をしています。
主人は、「いついつのどこ対どこの○○というクウォーターバックはすごかったね。」とか、
「誰々のボールキャッチの技は…。」「誰々のタッチダウンパスは…。」など
そんな以前のことを、よくそれだけ詳しく覚えているわねと感心してしまうほどです。

ところが、私はそんな主人とは違い、見ているその時こそ、
好プレーやスペシャルプレーに興奮し、感動しますが、
それがいつのことだったのか、何という選手だったのかさえ、覚えていません。

ただ、主人と結婚した前年(1991年)の第25回のスーパーボウルは、
今思い出しても感動してしまいます。

当時の主人は、これはという試合はビデオ録画をしていたのですが、
そのスーパーボウルは特別良かったよと言って、ビデオを見せてくれたのでした。
試合は、ニューヨーク・ジャイアンツとバッファロー・ビルズが対戦し、
逆転に次ぐ逆転の末、20対19でジャイアンツが優勝したのですが、
感動したのは、私らしく、国歌斉唱の場面なのです。

試合が始まる前の国歌を、その年はホイットニーヒューストンが歌いました。
その歌声は、英語が理解できなくて、しかも国歌全曲を聞くことがなかった私の胸に
優しく、でも力強く、響き渡ってくるようでした。
観客の中には、小さな星条旗を振る人…、黄色いハンカチを振る人もありました。
その黄色は、当時、戦地にいる家族の無事を願って振っておられると知り、
胸が痛みました。
そして、国歌が盛り上がる時、アメリカ軍の戦闘機が5機、爆音とともに上空を過ぎていきました。

おりしも、開催当時(1月27日)は湾岸戦争の真只中でした。
アメリカ合衆国全体が、愛国心の高揚した社会状況にありましたので、
その歌声には、遠く空の向こうで戦う戦士を想う、国民の気持ちが込められているのを感じました。

今日も、20数年前のその時を思い出しながら主人と話している時、
私の胸につき上がってくる感情がありました。

戦争は…愚かなことです。
悲しいことですね。


 今年は、桜の開花が遅くなっていましたが、やっと咲き始めました。
 沖縄の桜は、緋寒桜(ヒカンザクラ)と呼ばれます。
 梅や桃のような濃いピンク色の花が、うつむきがちに咲きます。
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