紅葉狩り

朝のミーティングで「今日は、これから出掛けます。」と主人。
「お散歩ではなくて、出掛けるの？」と尋ねますと、
「その辺の紅葉を見に行こうと思っているんだよ。」とのこと。

８時半を過ぎた頃、出発です。

行き先は、このあたりの紅葉の名勝『東沢大橋』ですが、
地元の人は、この東沢大橋を「赤い橋」と言ったりします。
同じ町内…とはいえ、我が家から車で２０分ほど、
八ヶ岳方面に登って行きます。

その時間、我が家のあたりの外気は１０度でしたが、
赤い橋のあたりは、更に低く、ひんやりとしていました。
でも、この「ひんやり」が、さわやかで、気持ちが良かったです。

日差しが、山全体を包み込んでいて、八ヶ岳上空には青空も見えて、
これならば、紅葉も映える…はずですが、
今年は、あまり綺麗な感じではありませんでした。


　今日の東沢大橋からの紅葉です。


　因みに、こちらは、昨年１０月１２日に写しました。

今日が、このあたりの紅葉の見頃ということでしたが、
夏の暑さの他、この時期の朝と夜の寒暖差の不足など、
いろいろな条件が重なった結果なのでしょう。
でも、自然とは、そうしたものですね。

その後、サンメドウズ清里スキー場、美し森ファームから、
清里駅のあたりまでを、ぐるりと回りましたが、
今年は、色があまりつかないまま、枯れてしまったようでした。
人から見れば、紅葉が見られないのは残念ですが、
木々にすれば、こんな年もありますよ…と言うことなのでしょう。

帰る途中で、コンビニに立ち寄り、温かいカフェオレを買いました。
清里から我が家までを、ずっと下っていきますが、
その途中で、ちょっと休憩をすることに。

川俣渓谷を跨ぐ、八ヶ岳高原大橋、通称「黄色い橋」の、
袂にある駐車場です。
高さは１１０ｍ、長さが４９０ｍのこの橋からは、
北に八ヶ岳、南西に南アルプス、そして南に富士山が望めます。
駐車場からは、それら三山を見ることはできませんが、
それでも、目の前に広がる景色を見ていますと、
穏やかな時間を過ごせます。


　こちらが黄色い橋です。
　足がすくむ高さです。

我が家を出てから、２時間弱のドライブは、
このあたりに住んでいるからこそできる、貴重な時間となりました。

あなた、今日も、素敵な時間をありがとう。