雉も鳴かずば撃たれまい
そんなことわざがあります。
今日も、お散歩の時に主人が言っていました。
ここひと月ほどは特に、雉の声を耳にすることが多くなりました。
大きな声で鳴くのはオスで、わざと鳴いているのは繁殖期だけ。
オスは見かけがカラフルで、鳴き声は『ケ~ン』という
鳥らしからぬ声で遠くまで聞こえます。
飛ぶことは苦手らしく、滅多にありません。
雉のオスです。
一方、メスは地面に同化するような土色で地味。
鳴き声も『チョッチョッ』と鳴く程度です。
こちらがメスです。
今は子育ての時期。
雉はメスが子育てをすると言いますが、
オスは、野良猫やカラス、ヘビなどから家族(メスや子供たち)を守るため、
敵が現れれば素早く威嚇攻撃をし、自分に注意を引き付けて追い払うといいます。
鳴くのも、自分に注意を引き付けるためなのでしょう。
ということは、わが身や家族を守るために鳴くのですから
鳴いて居場所が分かったからと言って
撃ったりしては可哀そうですね。
雉は国鳥ですが、なぜ国鳥に選ばれたのかは
薄っすらとしか知りませんでしたので、調べてみました。
『自分よりも強い相手に対してもひるまずに襲い掛かっていく勇ましいオスの姿と、
近くまで敵が来ても決して逃げずに卵を温め続けるメスの姿に、
日本人が理想とする家族像が投影されたことが選ばれた理由のひとつ』
そんなことを知ると、鳴き声に愛おしさを感じます。
そんなことわざがあります。
今日も、お散歩の時に主人が言っていました。
ここひと月ほどは特に、雉の声を耳にすることが多くなりました。
大きな声で鳴くのはオスで、わざと鳴いているのは繁殖期だけ。
オスは見かけがカラフルで、鳴き声は『ケ~ン』という
鳥らしからぬ声で遠くまで聞こえます。
飛ぶことは苦手らしく、滅多にありません。
雉のオスです。
一方、メスは地面に同化するような土色で地味。
鳴き声も『チョッチョッ』と鳴く程度です。
こちらがメスです。
今は子育ての時期。
雉はメスが子育てをすると言いますが、
オスは、野良猫やカラス、ヘビなどから家族(メスや子供たち)を守るため、
敵が現れれば素早く威嚇攻撃をし、自分に注意を引き付けて追い払うといいます。
鳴くのも、自分に注意を引き付けるためなのでしょう。
ということは、わが身や家族を守るために鳴くのですから
鳴いて居場所が分かったからと言って
撃ったりしては可哀そうですね。
雉は国鳥ですが、なぜ国鳥に選ばれたのかは
薄っすらとしか知りませんでしたので、調べてみました。
『自分よりも強い相手に対してもひるまずに襲い掛かっていく勇ましいオスの姿と、
近くまで敵が来ても決して逃げずに卵を温め続けるメスの姿に、
日本人が理想とする家族像が投影されたことが選ばれた理由のひとつ』
そんなことを知ると、鳴き声に愛おしさを感じます。