長い間ありがとう

明日は、愛車とのお別れです。

愛車は日産の『ＮＯＴＥ』ですので、
我が家では『ノート君』と呼んでいました。

この５年間、私たちをあちこちに連れて行ってくれたノート君。
主人が運転をしてくれたから行けたのですが、
やはり、このノート君がいてくれたから行くことができました。

我が家では、山梨に引っ越してきてから買った車は、
すべてがＮＯＴＥでした。
音楽が好きな主人にとって、ＮＯＴＥは音符や音の意味もありますし、
我が家のお仕事の関係では、文書や覚え書き、備考などの意味もあります。
何よりも、試乗した時の静かさや乗り心地が気に入りました。
そんなこともあって、ＮＯＴＥを選んで乗ってきました。

この度、車を買い替えることになり、
今のノート君を下取りしていただくことにしました。
主人は、下取り価格の交渉の時、
ノート君のために何とか高価格で取っていただけるよう、
お願いをしていました。
長年乗ってきましたので、愛着があるのでしょう。

実は、一昨日から昨日にかけての河口湖へのドライブも、
ノート君との最後のドライブをしたかったこともあります。

そして今日、主人は２時間をかけて、ノート君のお掃除をしました。
既に下取り価格が決まっているのですが、
今日の主人の様子を見ていますと、
『ノート君への感謝の気持ちを込めてきれいにしているんだわ。』と
感じました。

車内にはキレイに掃除機をかけ、足元のマットもお掃除をし、
シートや窓、ドア、屋根の上まで
隅から隅までをきれいに拭いていました。

明日は雨になるようです。
ノート君とのお別れの日に…、
主人と私、そしてノート君の涙雨でしょうか？　　


　旅立ちに…と、主人が感謝の気持ちを込めて
　きれいにお掃除をしました。


　ノート君、長い間ありがとう。