こだわり

昨日のあさイチは、「男リアル“こだわり夫”の真実」がテーマでした。

度を過ぎた夫のこだわりの実態や本音を取材し、
そのこだわりの理由は何か、
更には、そのこだわりにイラッとしないコツを考えるという内容でした。

こだわりの実態は、「好きなものを買い揃える」「思い出の品を捨てない」など。
夫に限らず、妻側にもあることですが、テーマはとにかく“こだわり夫”です。

私は、我が夫のこだわりについて考えてみたのですが、
主人には、そんなところはありません。
そこで、尋ねてみました。
「あなたにこだわりがあるとしたら、何かしら？」

ちょっと考えてから、主人が答えました。
「それは、アメリカンフットボールじゃないかな？」

そう言われても、私には、それが主人の『こだわり』とは思えませんでした。
私の中での『こだわり』の概念とは、少し違って思えたのです。

アメリカンフットボールは、確かに主人にとって…、そして私にとっても、
趣味以上のものといえます。
それは、私達が生きていくうえで、とても大切なものと言えるものかもしれません。

主人は、私の理解があったからこそ、
アメリカンフットボールを愛し続けてくることができたと言ってくれますが、
私には、主人のこだわりを理解してあげようという意識があったわけではありません。
ただ、結婚当時、アメリカンフットボールを全く知らなかった私は、
主人が大切にしているものを理解したかったですし、
同じ思いで大切にしていきたいと思っていました。

その結果、今、私もアメリカンフットボールを主人と同じ思いで大切に思っています。
とても嬉しいことです。

ここまでの間に、私達は常にコミュニケーションを取りながら理解しあってきました。
アメリカンフットボールについてもそうですし、それ以外のことに対しても、
同じように理解し合えるよう、コミュニケーションを取ってきました。
そして、その過程に…、その先々に…、
しあわせがあることも知ることができました。

コミュニケーションを取れるよう努力する…

これこそ、まさに、主人のこだわりなのかもしれません。


　私達が応援しているチームは、関西学院ファイターズです。。