想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

予防医学の大切さ

2016-02-27 21:17:30 | 日記
沖縄で糖質制限を推奨しておられる渡辺医師が、あるテレビ番組に出ておられました。
インターネットで見ましたので、以前の番組かと思います。

渡辺医師は、МEC食という食事法を推奨しておられるのですが、
肉(Meat)・卵(Egg)・チーズ(Cheese)をたっぷり食べて炭水化物を控える。
そして、ひと口30回は噛むというもの。

ダイエットの他、糖尿病・高血圧・脂質異常・うつ病など、さまざまな疾患にも
効果があるということで、知る人ぞ知る食事法です。

この食事法を取り入れ始めたきっかけは、若い頃の離島での経験です。
その離島では、糖尿病が多かったのですが、
お薬を使うことなく糖尿病を治す…、そして糖尿病にならないために何とか…と
自ら考えだされた方法だということでした。
その後、その成果が出たことにより、今では治療に使うだけではなく、
健康に過ごせる人を増やすために、МEC食の普及にも取り組んでおられるようです。
現在、ご自身も、もちろん実践中です。

我が家でも糖質制限をしていますが、私達は病気と言われたわけではありません。
でも、病気と言われるまでは好きな生き方をすればいいと思っていません。
なぜなら、言われてからでは遅い場合も多いからです。
病気になると、本人は辛いですし、家族にも心配や迷惑を掛けます。
更には、医療費などがかかり、多くの税金のお世話になることになります。

病院で病名がついた時からが『病気』になったわけではなく、
間違った食生活や行動(過食や喫煙、過度の飲酒など)によって、
病名が付く前日、前月、前年にはもう既に、病気になる方向に進んでいる…。
健康診断で異常があると言われなかったとしても、数値だけでは判断できないこともあります。

そう思いますと、自分自身の身体の声を聞きながら、
日々の生活をいかに気を付けなければいけないかと考える必要があります。

沖縄の渡辺医師は、糖尿病にならないために何とか…という、
予防医学の大切さに向き合い、現在も取り組んでおられるのですから、
すばらしいですね。

病気になった人を治すのは医者のお仕事ではありますが、
病気にならない方法を教えることも、医学を学んだ人の使命のようにも思えます。

でも、もっと大切なことは、私達のレベルでも学習し、
病識を持つことや病気にならないための方法を考える事だと思います。
コメント
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