想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

そろそろ…です。

2014-09-18 21:52:22 | 日記
我が家のクローゼットに、ふたつのスーツケースがあります。
結婚した時に、主人と私のそれぞれが持っていたものです。

私のスーツケースは、35年ほど前、買ったものです。
初めての海外への慰安旅行で、グアム島に行きました。
当時、スーツケースのレンタルもありましたが『また使うことがあるかもしれない。』と
漠然と思い、何となく買ってしまいました。
その後も、やはり慰安旅行でハワイやシンガポールに行きましたので、
無駄になることはありませんでした。

そればかりか、主人と結婚して3年後の、カナダからアメリカへの旅行にも使いました。
また、アメリカへの留学やその後の海外旅行に…と、何度も使うことになりました。

そんなスーツケースを買い替えることになったのは、7年前だったでしょうか。
留め金のあたりに不具合が生じるようになったからです。

その頃、スーツケースの世界は、ちょっと大げさに言えば、
私が知らないような進歩を遂げていました。
とっても軽いのです。
それは、私にとって、とても魅力的に感じるものでした。

と言いますのも、アメリカのバーモントに行った時のこと。
お仕事を持っての旅行でしたので、主人の大きめのスーツケースには主にお仕事のものを、
私の少し小さめの方に衣類などを入れました。
旅行中、少しずつお荷物が増えいましたが、スーツケースに収まる程度でした。
帰国の時、バーモントの空港で、「重量オーバーですので、超過料金が20ドルかかります。」と
言われましたが、その場で入れ替えることもできず、20ドルを支払いました。
帰国後、荷物を量ってみましたが、トランク自体の重さがかなり影響していたことがわかりました。

そんなこともあって、7年前、軽いスーツケースの魅力に惹かれて買ったのです。
それでも、それまでのスーツケースを捨てるには、ちょっとかわいそうな気がしました。
そこで、季節の衣類を入れ替えるための衣装ケースの代用品として、使い続けてきました。

とても便利でしたが、そろそろ処分の時が来たようです。
毎年、夏の3ヶ月を北海道で、冬の2ヶ月を沖縄で過ごしていますと、
衣類の多くは、一年を通して同じようなもので賄えることがわかりました。
通常の衣装ケースだけで充分…と言うことです。
そんなことでお払い箱にするのも可哀そうですが、重いスーツケースですから、
リユースも難しい時代です。

近いうちに、可燃粗大ごみとして処分してもらうことにしましょう。

いろいろな思い出を詰め込み、転居の度に持ち歩いてきたスーツケースです。
長い間、お疲れさまでした。
そして、ありがとう。

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