ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

MOX燃料の3号機がベント放出した高濃度汚染は北西に!などと、しれっと今頃発表する原子力研究開発機構

2015年10月21日 | 日本とわたし
イギリスの新聞『インディペンデント紙』が、2011年8月17日の記事で福島原発事故を取り上げました。
英紙インディペンデント電子版で、2011年8月29日(現地時間)に、複数の研究者の発言が報道
されました。
その記事には、「原発事故は日本政府が嘘をつく構造」「近代日本の終焉」「チェルノブイリより遥かに酷い」という言葉が書かれていました。

かなりぼんやりとした画像ですが、汚染の状況を示す日本地図です。



あれから4年と少し経った今になって、やっとか、という感がする報道がありました。
まさしく、『原発事故は、日本政府が嘘をつく構造』そのものです。
事故に限らず、原発に関しては、嘘が無いことの方が極めて少ない。
嘘とでたらめを並べ、騙さなければ、誰も納得できないことだらけだからです。
自民党が主だってばらまいてきた負の遺産は、日本のみならず、世界の未来に暗い影を落とす、大変に危険で厄介なものです。
そしてその、危険で厄介なものを扱う組織や人間たちの中に、責任感や倫理観に重大な欠陥がある人が多すぎる。
このことがまず、いつまで経ってもまともな方向に進めない、大きな原因になっていると思います。


『2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故で、原発の北西方面を放射性物質で高濃度に汚染したのは、
格納容器が損傷した2号機からの大量放出に加え、
3号機で、格納容器からの排気(ベント)の操作をした後の放出だった可能性がある
との推定結果が出た』


……。

↑この記事についてまとめてくださった『真実を探すブログ』さんの記事の、動画以外の部分をここに転載させていただきます。

↓以下、転載はじめ

福島第1原発3号機でも、超高濃度放射能をベントで放出していたことが発覚!
放射能は発表以上の値に!
東電の見解に再検討も!

2015年10月20日
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8429.html




詳しくはこちらで→*世界版SPEEDIを使った放射能汚染地図
http://nsec.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf


☆3号機も高濃度汚染源…ベント後、北西に放出か
http://www.yomiuri.co.jp/science/20151018-OYT1T50097.html

引用: 
2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故で、原発の北西方面を放射性物質で高濃度に汚染したのは、
格納容器が損傷した2号機からの大量放出に加え、
3号機で、格納容器からの排気(ベント)の操作をした後の放出だった可能性がある
との推定結果を、
日本原子力研究開発機構の研究グループがまとめた。
 
東電の「ベントに伴う放出量は全体の1%未満」との見解は、再検討を迫られそうだ。



:引用終了

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以下、ネットの反応























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東京電力や原子力村の方達は、「福島の事故は多くてもチェルノブイリ程度」と言っていましたが、
これでチェルノブイリ以上の汚染だった可能性が高まりましたね。
そうなると、福島県で、チェルノブイリを超える勢いで、小児甲状腺がんや各種病気が増えていることも、説明することが出来ます。

現に、ヨーロッパやオーストラリア等の調査では、
福島原発事故で発生した放射性物質の総量が、チェルノブイリの倍以上に匹敵する恐れがある、という試算結果が出ていました。
福島原発事故は、忘れて良い事故ではなく、世界中の人々が全容を知る必要があります

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