ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

今度は改憲の強行を目論む自民党と、ポスト棄民党を狙う維新のカラスとキツネとタヌキ

2021年08月23日 | 日本とわたし
上記↑は、過労死ラインをはるかに超えて働き続ける職員の命と健康を守る緊急の対策を、吉村府知事に求める申し入れ書。

大阪にはたくさんの家族や親戚が暮らしている。
その中には維新を支持している者もいる。
外から眺めているだけの人にはわからない維新の良さがあると言われたりする。
在阪メディアは維新の味方で、その持ち上げ方にはカルト宗教かと思えるほどの異様さがある。
確かにズバズバと政府を非難し、ペラペラと耳触りのいい思いつきを口にする様を何度も何度も見せられていたら、すっかり信用してしまうのも無理はない。
それにたまにはまともなことも言うし、現場の実態をまるで無視しているから大混乱を招くが、もし叶ったらどれだけいいだろうというようなことも言う。
けれどもあの連中が、実は菅と竹中と親密に深くつながっていることを絶対に忘れてはいけない。
すでに政治家を辞めたはずの橋下が最近特にギャーギャーと政府に強権を持たせたがっているのも、与党の補完勢力になるべく吉村と松井が画策しているのも、全てはこれ↓に繋がっているのではないかと思っている。

来たぞ来たぞ、東京五輪強行で失敗した自民党は、本格的に改憲を強行する。
それも自分たちが強欲で無能で無責任であることが原因で大失敗をし続けて、国を感染地獄に陥れているコロナ禍を逆手に取って。
なんという恥知らずなのだ。
そしてその恥知らずを支える新聞テレビの破廉恥さも底が抜けている。
日本の人たちはもうこれ以上騙されてはいけないし、馬鹿にされ続けていることに気づかないといけない。


これはぜひ知っておいて欲しい。ご家族や知人友人にもぜひ!


「日本の謎々効果は完全に消滅し、トランプ時代の合衆国と等価と予測されている。要は世界最悪」


政府はまだこんなトンチンカンなことを言っていて、それを横から「良くやった、罰則と制裁、強制的にどんどんやれ!」と自称元政治家のギャーギャーうるさい奴がいる。

今回これだけうるさいのは、自分に利益になる事だと判断したからだろう。
それにしても、感染症対応の”いろは”の”い”も、現場の現状も知らなさ過ぎる。

その元政治家で漢字の単語を寄せ集めて意味の無い話を次々に出してくる平熱パニックおじさんの子分たちは、次の寄生先を模索しているのだろう。

そういやこの子分、イキってこんなことしてたんだった。

二個目のビデオでもやっぱり義務だの強制だのを吠えている平熱パニックおじさんだが、違う。金だ。
お願いと同時に金を出す。
法律変えるとか政治が強制力を持つとか、そんな話は無用だ。
お願いと金。
これがセットで出されるのが疫病感染対応の基本中の基本。
そして無料の検査の提供と治療場所の拡充。
全て政府がいますぐにできることばかり。
何を一番政治に求めますか?
政治に望むこと。
例えば政府諮問機関にいるアトキンソンさんが、中小企業が半分になったらいいみたいなことをいまだに言っている。
ということは、国は僕らを助けてくれないのだということがうっすらと分かる。
政治に求めるのは信憑性だと思う。
例えば、膝が痛いおばあちゃんに、こんな大変な時期やから手術先延ばしにしてねって言っている知事の胸に『2025年万博』って書いてある。
これって信憑性が無い。
やっぱりちょっと先のことを言うより今我慢してと言う人が、先の万博の2025って書いてあるのにおばあちゃんに痛いのを辛抱してって。
我々だって同じ目に遭っている。
ちょっと辛抱してねって言ってるわりには、例えば福島原発見ていても、10年経ってトリチウムを取り除く技術もあるのに、なぜか海洋放出だと。
これってコロナになったらおそらく、あと10年経って第46波が来ましたとか言わないかと思って心配になる。
こうだからこの数字に合わせてこうだからと、医者以外の外野席がうるさ過ぎるのも一つだし、やはり政治として何をするにしても、今はやっぱり信憑性が欲しい。

大阪保健師の声

これに尽きる。全て維新。

鍼と怖がりとチベットと

2021年08月23日 | 日本とわたし
鍼灸師の妻が大の鍼嫌い。
これにはその本人であるわたしが一番悩んできた。
夫が鍼灸師になってもう15年以上も経つというのに、その間に治療してもらった回数は多分、簡単に数えられるはずだ。
夫だからなのかと他の鍼灸師にも治療を受けたが、夫以外の治療はさらに恐ろしく、とてもではないが続かない。
何がそんなに怖いのだと、何度も自問してみるのだけど答が出ない。
わたし用にと夫が使う鍼は日本製の最も細い物だから、痛いとしても蚊に刺された程度の痛みだし、打たれたこともわからない時がほとんどなのに、いざ施術ベッドに上がり夫の手がツボを探し始めた途端に胸がざわざわし始める。
「今日は何本刺すつもりなん?」
「まだ刺すん?」
「刺した鍼はもういらわんといて(触らないで)!」(刺した後の鍼をわずかに揺らせたり上下させたりすることで効果が増すのだが)
治療する側からすると、最悪の患者なのである。

そんなだから、体調が悪くてもどこかが痛み出しても、それがとことん悪化するまで黙ってしまう。
もう我慢ができない頃になってやっとボソボソと夫に告げるか、夫が先に気づくかして、鍼治療が開始される。
他の人たちからすると、なんともったいない贅沢な悩みなのだと思われることもわかっている。

実際、鍼灸の鍼は本当に細い。



そして刺し終わったらまるで何事も無かったかのように落ち着いて、鍼がもたらしてくれる気持ち良さに身を任せ、何十分だってそのままでいられる。
鍼の効果で頭がふわふわと心地良く、たまにベッドから体が浮き上がっているような感じがしたり、穏やかで温かい夢を見ているような気分に浸ったり、なんとも気持ちが良い。
長い間悩まされていた痛みはゆるゆると溶けて無くなり、イライラしていた心も落ち着く。
だから人には自信を持って勧めるのだけど、そのたびにいつも引け目を感じている。

今は先日怪我をした右膝を治さなければならないのだが、簡略的なもので誤魔化していて、夫はそのことを心配し続けていた。
鍼で治療するならするできちんとしたものを受ける。
それが嫌なら病院に行くか理学療法士の治療を受ける。
そのどちらかを選ばないと、中途半端に放置して悪化したらどうするのだ。

そんなある日、1ヶ月に1度の割合で話を聞いてもらっているセラピストに相談してみた。
「怖いっていう気持ちを言葉で説明してみて」
「鍼を刺される部分に全神経がぎゅうっと集まっていく感じになって、その数秒間だけでヘトヘトに疲れる」
「じゃあ、そのお節介な全神経を別の場所に集める方法を考えよう。例えば何か気持ちを落ち着かせるような音楽をイヤホンで聴くとか」

なるほど、これまでに試したのは①他のことを考える②好きな物語を思い出すなど、自力でやることばかりだったけど、イヤホンを使ったら耳からの刺激が強いからいいかもしれない。
さっそく候補曲を探してみたのだけど、わたしは音楽を聴くと必ず音符が頭の中を駆け回り始めるので、リラックスには程遠い状態になってしまう。
そこでリラックスを促す音源を探してみると、どうも自分に合うのは、チベットのヒーリング音らしいことがわかった。
試しにこれ↓を治療が始まる5分ぐらい前からイヤホンで聴き、それから夫に治療してもらったところ、いつもの恐怖がかなり軽減した。


やったぞ!
これで夫はわたしの文句の嵐から逃れられるし、わたしは無駄な恐怖から解放される!
試してみたのはまだ2回だけだけど、希望の光が見えてきた。
まあ、あまり参考になる話ではないと思うけれど、もし鍼治療が苦手な方がいらっしゃったらぜひこれを試してみてください。