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ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

モーリシャス座礁重油流出事故は、誕生日祝いをやっていた乗組員が、Wi-Fiを接続するために陸に近づいたから起こった???

2020年08月14日 | 世界とわたし
モーリシャスという国の名前を知らなかった。
モーリシャスという国がどこにあるかも知らなかった。
こんな事故が起きて初めて知った。
知ったと同時に申し訳なくて、悲しくて、たまらない気持ちになった。

そして今日、この事故が起こった原因の一つとして、こんな供述が報じられた。
商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」の乗組員は当局の調べに対し、「座礁する直前の先月25日夜に乗組員の誕生日を祝っていた」と話しているということです。
さらに、「Wi-Fiに接続するために陸に近付いた」と供述しているとも伝えています。

なんてバカバカしい理由なんだろう。
本当にとんでもないことになってしまった。

ツイッターで詳細を知らせてくれる人たちの力をお借りして、ここに転載させていただくことにした。


日本では詳しく報道されていないと聞いているのだけど、本当なんだろうか?


せめて寄付をしようと思う。

少しだけ近況報告

2020年08月14日 | ひとりごと
最近、まとまった時間眠ることができない。
1、2時間もしたら目が覚めて、またウトウトとしては目が覚める。
超運動不足が祟っているのだろう。
「ラブハンドル(お腹周りの贅肉)がどんどん豊かになっている」
夫はそれを手で摘んで嫌がらせする。
前にも書いたことがあるけれど、これまでの人生、難しかったり悲しかったり辛かったりする毎日が続いても、一度として痩せたことがない。
特にティーンから20代後半までの間に、波乱万丈を絵に描いたような事が次から次へと起こったけれど、その時だって全く痩せなかった。
ふてぶてしいというのは太々しいと書くのだけど、わたしの神経は文字通り太々しいのだろう。
けっこう傷つきやすいんだけどなあ…気にするタイプだし…。
気にすると言えば、気分を害したり腹を立てたりした次の日は、なぜか必ず便秘になる。
やっと出てきたかと思ったら、鹿のフンみたいなのが出てくる。(お食事中の方には申し訳ない!ごめんなさい!)
これでも人間か?と思えるほどに鹿化している。
わたしの腸は、心が少しでも動揺したらすぐに悪さをするらしい。
だからよくよく気をつけて気持ちを落ち着かせようとしているのだけど、COVID-19の行動制限の影響は、家族の人間関係のそこ彼処に隠れていて、突如姿を現せては場を荒らしていく。

週に3日通っていたYMCAはまだ閉館したままで、3月から今までの間、わたしの運動はほぼゼロだった。
たった一つ、ヨガのインストラクターをしている友人の明子さんが誘ってくれた陰ヨガのオンラインクラスに、先月から参加させてもらっている。
インターネット繋がりであっても、その場で言葉のやり取りができるって、やっぱりいいなと思う。
人は支え合い、言葉を交わし合うことで自身の存在を確認する生き物なんだとしみじみ思う。
それを奪い取ったウイルスが憎い。

YMCAだけでなく、閉館を強いられている施設はいっぱいあって、運営をどうやって持続していくのかに頭を悩ませている。
どれほど辛く大変だろうかと想像しようとしても、規模が違い過ぎて及ばない。
一利用者の願いなど、遠く届かないところに押しやられてしまった施設の関係者の方々に、十分な補償が届いていることを祈るばかり。
などと考えながら、今頃になって改めてちゃんと調べてみたら、何の事は無い、ちゃんと無料のビデオクラスが配信されていた。
やる時はがむしゃらにやるくせに、やらないとなったらグダグダ怠ける。
この性質は何歳になっても変わらない。

2月からぼうぼうと伸び続けている髪の毛は今やセミロングになって、ゴマシオ白髪にもすっかり慣れた。
暑いので、スーパーの野菜に使っている輪ゴムを再利用して、ちょんまげ縛りをしている。
洗髪をするたびに抜ける毛の本数が多いのと、一本一本が長いのとで、薄暗いシャワー室の床を見るたびに、ホラー映画の主人公になったような気がする。
やっとのことで8月下旬に予約が取れた美容院で、この際キョンキョンに短く切ってもらおうと思っているので、今だけのためにお洒落な髪留めを買うのはもったいない。
今日もこれからこの格好で、免許証の申請に行こうと思っている。
なぜかわたしはオンラインではできないみたいで、4年間の更新料24ドルを持って出かけなければならない。
今回は死亡した際の臓器提供に協力するという欄にチェックを入れた。
すごくちっちゃな☑︎だったけど、それをするにはすごくおっきな勇気が必要だった。

今日のおまけ写真
家庭菜園を始めてから、初めてまともな大きさになるまで育ってくれたビーツ。

夫が作ってくれたオリジナルディップ(ヨーグルト&ディル&すりニンニク&塩胡椒)と一緒に。


これは同じく菜園からのお化けキュウリと一緒に。

夫はこの大盛りオリーブだけ買いに、車で15分離れたパターソン(中東などさまざまな国からの移民を受け入れている街)まで行く。
すごく安くてすごく美味い。

オンラインレッスンがまだまだ続きそう…。

アイパッドから送られてくる生徒の演奏を聴きながら、ピアノを弾いたり喋ったり。
だから上半身は45度の中で捻ったり傾いだりするので、長時間(例えば4時間)続くとちょっとしんどい。

ニューヨーク市は様子を見ながら、いろんなバージョンの対面型クラスを始めるみたいだけど、ニュージャージーはまだ決定されていない。
一旦始めても、もし状況が良くなければ即オンラインに戻るだろう。
秋になるとまたインフルエンザなどが息を吹き返してくる。
今回のパンデミックではたくさんの失敗から学んだことがたくさんあるし、マスクの装着をあれほど嫌がった人たちも今はもういない。
だから今年の春先のような悲惨なことにはならないだろうけれど、それでもやっぱりどうなるだろうと心配になる。
同時に、夫とわたしの仕事がどんな形で続けられていくのか、また休業を強いられることになるのか、考えても仕方がないことだけど気になってしまう。
でも、まだまだ恵まれているのだから、そのことを感謝しながら前を向いて行こうと思う。