国会の様子を直接観ることができないので、要所要所をユーチューブで観たり、岩上さんのまとめを読んだりしながら追いかけているのですが、
この男にとって国会は、バーか料亭の宴会程度の気軽さで、与えられた小学生並みのフリガナ付きの原稿を、間違えずに読めさえすればオッケ~!というような場所なんだということがわかりました。
あまりに情けないので、取り上げないでおこうと思っていたのですが、ここまで最悪の首相がいた、という記録を残しておいてもいいかと思い直し、
彼の軽薄さ、破廉恥さ、知性の無さ、責任感の無さにぴったりの写真を、ここに載せさせてもらうことにします。


さらに、ヤジを飛ばすこと自体が、一国の首相として考えられないほどの愚行なのに、それを指摘された後の態度と姿勢がまた、考えられないほどにお粗末。
まあ、らしいといえばらしいのでしょうけど、いいんですか?
いいはずありませんよね?こんなのに任せてしまってては。
今回の顛末をまとめてくださったものを紹介させていただきます。
安倍首相「日教組!」ヤジ問題の背景に関する自らの説明を、「正確性を欠く」と訂正するも、なぜか「遺憾の意」を表明
http://buzzap.jp/news/20150223-abe-nikkyoso2/
安倍首相の品位を欠いた「日教組!」ヤジは、大きな失望を巻き起こしましたが、
答弁を続けるに連れて、さらにその説明がデマであることが判明、謝罪に至るも、さらに「みっともない」と株を下げています。
先日BUZZAP!でも取り上げて、大きな反響(主に失望)のあった安倍首相の、民主党議員に対する「日教組!」ヤジ問題。
【動画あり】BUZZAP!(バザップ!)
安倍首相が、国会で質問中の野党議員に、「日教組!日教組!」とヤジを飛ばし叱られる
安倍首相が、2月19日予算委員会で、民主党の玉木雄一郎議員から西川農相に、精糖工業会と精糖工業会館に絡んだ献金疑惑に関する質問をしている最中に、

「日教組!日教組!」などと興奮気味でヤジを飛ばし、当の玉木議員と大島予算委員長から叱られるという、
一国の首相としてありえない失態を、晒してしまいました。
精糖工業会と精糖工業会館の話をしているのに、なぜ「日教組!」とヤジったのか。
無関係ではないかとされてきましたが、2月20日に民主党の前原誠司議員が追求したところ、安倍首相は以下のように答弁。
なぜあの時、日教組といったかといえば、日教組は補助金をもらっていて、
そして、教育会館というものがあるわけでありますが、教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはおられて、
それに対する質問をかつて我が党がした時に、
「これは別の団体だから関係ない」というのが、当時の民主党の政府としての大臣が答弁した見解であったわけでありますから、
それをどう考えるか、という指摘をしたところでございます。
安倍首相「なぜあの時、日教組と言ったかというと…」 前原元外相とヤジ第2ラウンド【答弁全文】
この時点で既に、玉木議員とも、政党工業会・政党工業会館とも、全く無関係な混ぜっ返しであることが判明し、
ヤジったことに関しても「反省はしないし、素直ではないし、器量が小さい。それを国民の皆様方に示したと思います」と、
猛然とこき下ろされるはめになりましたが、それだけではすみませんでした。
民主党の細野豪志政調会長が、安倍首相の主張がおかしいとして調べた結果、
「日教組は補助金をもらっていないし、教育会館は議員に献金していない」という事実が判明。


つまり、安倍首相は、野党議員からの質問に対し、横から全く無関係なヤジとして飛ばした上に、
そのヤジが、事実無根なデマに基づいていたという、みっともない恥の上塗りをしていたことになります。
本日2月23日の予算委員会では、この問題に対して、さらに民主党の山井和則議員によって追求が続きました。
「民主議員へのヤジ理由、首相「正確性欠く」と訂正」News i – TBSの動画ニュースサイト
“日教組”答弁「正確性欠いた」首相が訂正 日テレNEWS24
その中で安倍首相は、誤解があったことを認め、「日教組が補助金をもらっていた」というデマに対し、
「先般の、前原委員の質問に対する私の答弁の中に、正確性を欠く発言があったことは遺憾であり、訂正を申し上げる次第です」
と訂正。
しかし、民主党側が言うならともかくとして、自分のデマを訂正する際に、「遺憾」という言葉がなぜ使われたのかは謎です。
この言葉の字義としては
遺憾(いかん)とは、一般には、「思い通りに事が運ばなくて残念だ」という意味で、期待したようにならずに、心残りに思うこと。残念に思うこと。
英語では、regret、shame、indifferentなどの表現で表される。
「遺憾の意を示す」ということは「残念である」という意味で、謝罪をしているわけではない。
(Wikipediaより引用)
とあるように、謝罪の意味ではありません。
そのまま解釈するのであれば、
「前原委員に対する私の答弁の中に、正確性を欠く発言があったことで、思い通りに事が運ばなくて残念だ」という内容になってしまいます。
民主党に、献金疑惑のブーメランが突き刺さることを期待したのに、正確性を欠いていたのでうまく刺さらなくて残念だった、とでもいうことなのでしょうか?
さらに山井議員が、「教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはいる」という部分への確認を求めたところ、
安倍:献金をもらっているかどうかについては、詳細に調べてみないと分からない。
山井:首相が確認していないのなら、確認するまで質問できません。
安倍:山井議員がそのような確認されたのであれば、それは間違いないことだろうと。
などと投げやりな態度で応じ、山井議員からは、
最も格好悪い、みっともない言い訳ですよ。こういうのは「謝罪」とは言わない。
と酷評されています。
国会中に、答弁席から、首相がヤジを飛ばしている時点で、品位に欠けていることは言うまでもありませんが、
その内容が、質問と無関係な上に言い訳を重ね、さらにその説明までもがデマであり、まともに謝罪もできない。
たとえ小学生であったとしても、叱られて当然の体たらくですが、還暦を迎えたいい大人、
しかも、一国の首相を務める人間が、国会というまさに公の場で、そうした「最も格好悪い、みっともない」姿を晒しているとは、いったいどういった訳でしょうか。
この男にとって国会は、バーか料亭の宴会程度の気軽さで、与えられた小学生並みのフリガナ付きの原稿を、間違えずに読めさえすればオッケ~!というような場所なんだということがわかりました。
あまりに情けないので、取り上げないでおこうと思っていたのですが、ここまで最悪の首相がいた、という記録を残しておいてもいいかと思い直し、
彼の軽薄さ、破廉恥さ、知性の無さ、責任感の無さにぴったりの写真を、ここに載せさせてもらうことにします。


さらに、ヤジを飛ばすこと自体が、一国の首相として考えられないほどの愚行なのに、それを指摘された後の態度と姿勢がまた、考えられないほどにお粗末。
まあ、らしいといえばらしいのでしょうけど、いいんですか?
いいはずありませんよね?こんなのに任せてしまってては。
今回の顛末をまとめてくださったものを紹介させていただきます。
安倍首相「日教組!」ヤジ問題の背景に関する自らの説明を、「正確性を欠く」と訂正するも、なぜか「遺憾の意」を表明
http://buzzap.jp/news/20150223-abe-nikkyoso2/
安倍首相の品位を欠いた「日教組!」ヤジは、大きな失望を巻き起こしましたが、
答弁を続けるに連れて、さらにその説明がデマであることが判明、謝罪に至るも、さらに「みっともない」と株を下げています。
先日BUZZAP!でも取り上げて、大きな反響(主に失望)のあった安倍首相の、民主党議員に対する「日教組!」ヤジ問題。
【動画あり】BUZZAP!(バザップ!)
安倍首相が、国会で質問中の野党議員に、「日教組!日教組!」とヤジを飛ばし叱られる
安倍首相が、2月19日予算委員会で、民主党の玉木雄一郎議員から西川農相に、精糖工業会と精糖工業会館に絡んだ献金疑惑に関する質問をしている最中に、

「日教組!日教組!」などと興奮気味でヤジを飛ばし、当の玉木議員と大島予算委員長から叱られるという、
一国の首相としてありえない失態を、晒してしまいました。
精糖工業会と精糖工業会館の話をしているのに、なぜ「日教組!」とヤジったのか。
無関係ではないかとされてきましたが、2月20日に民主党の前原誠司議員が追求したところ、安倍首相は以下のように答弁。
なぜあの時、日教組といったかといえば、日教組は補助金をもらっていて、
そして、教育会館というものがあるわけでありますが、教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはおられて、
それに対する質問をかつて我が党がした時に、
「これは別の団体だから関係ない」というのが、当時の民主党の政府としての大臣が答弁した見解であったわけでありますから、
それをどう考えるか、という指摘をしたところでございます。
安倍首相「なぜあの時、日教組と言ったかというと…」 前原元外相とヤジ第2ラウンド【答弁全文】
この時点で既に、玉木議員とも、政党工業会・政党工業会館とも、全く無関係な混ぜっ返しであることが判明し、
ヤジったことに関しても「反省はしないし、素直ではないし、器量が小さい。それを国民の皆様方に示したと思います」と、
猛然とこき下ろされるはめになりましたが、それだけではすみませんでした。
民主党の細野豪志政調会長が、安倍首相の主張がおかしいとして調べた結果、
「日教組は補助金をもらっていないし、教育会館は議員に献金していない」という事実が判明。


つまり、安倍首相は、野党議員からの質問に対し、横から全く無関係なヤジとして飛ばした上に、
そのヤジが、事実無根なデマに基づいていたという、みっともない恥の上塗りをしていたことになります。
本日2月23日の予算委員会では、この問題に対して、さらに民主党の山井和則議員によって追求が続きました。
「民主議員へのヤジ理由、首相「正確性欠く」と訂正」News i – TBSの動画ニュースサイト
“日教組”答弁「正確性欠いた」首相が訂正 日テレNEWS24
その中で安倍首相は、誤解があったことを認め、「日教組が補助金をもらっていた」というデマに対し、
「先般の、前原委員の質問に対する私の答弁の中に、正確性を欠く発言があったことは遺憾であり、訂正を申し上げる次第です」
と訂正。
しかし、民主党側が言うならともかくとして、自分のデマを訂正する際に、「遺憾」という言葉がなぜ使われたのかは謎です。
この言葉の字義としては
遺憾(いかん)とは、一般には、「思い通りに事が運ばなくて残念だ」という意味で、期待したようにならずに、心残りに思うこと。残念に思うこと。
英語では、regret、shame、indifferentなどの表現で表される。
「遺憾の意を示す」ということは「残念である」という意味で、謝罪をしているわけではない。
(Wikipediaより引用)
とあるように、謝罪の意味ではありません。
そのまま解釈するのであれば、
「前原委員に対する私の答弁の中に、正確性を欠く発言があったことで、思い通りに事が運ばなくて残念だ」という内容になってしまいます。
民主党に、献金疑惑のブーメランが突き刺さることを期待したのに、正確性を欠いていたのでうまく刺さらなくて残念だった、とでもいうことなのでしょうか?
さらに山井議員が、「教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはいる」という部分への確認を求めたところ、
安倍:献金をもらっているかどうかについては、詳細に調べてみないと分からない。
山井:首相が確認していないのなら、確認するまで質問できません。
安倍:山井議員がそのような確認されたのであれば、それは間違いないことだろうと。
などと投げやりな態度で応じ、山井議員からは、
最も格好悪い、みっともない言い訳ですよ。こういうのは「謝罪」とは言わない。
と酷評されています。
国会中に、答弁席から、首相がヤジを飛ばしている時点で、品位に欠けていることは言うまでもありませんが、
その内容が、質問と無関係な上に言い訳を重ね、さらにその説明までもがデマであり、まともに謝罪もできない。
たとえ小学生であったとしても、叱られて当然の体たらくですが、還暦を迎えたいい大人、
しかも、一国の首相を務める人間が、国会というまさに公の場で、そうした「最も格好悪い、みっともない」姿を晒しているとは、いったいどういった訳でしょうか。