ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

雪嵐の日のコンサート 前編

2011年10月29日 | 音楽とわたし
嵐です……そして昼からは雪嵐に変わるとか……なんでやねぇ~ん
最高気温6℃、最低気温0℃……そしてビュウビュウと北風が吹き荒れています。
体感温度はいくつになるやら……。

今夜、聞きに来てくださるみなさま、どうか、どうか、暖かくして、足元にお気をつけて、いらしてください。
こんな日になってしまい、本当に申し訳ありません。
せめてホールの中は、楽しくて幸せな、そして良い気でいっぱいになるよう、我々演奏者一同、張り切って演奏したいと思っています。

さて、これからシャワーを浴び、身繕いをし、軽く練習をしてから出かけます。
リハーサルが3時から始まるので、集合時間が2時半。
わたしとサラは4時半頃に、9分間だけの時間をもらって軽く音のチェックをし、それから延々と、出番までを待たなくてはなりません。
はじめ、近くの貸しスタジオにでも行って、のんびりしていようか、などと思っていたけれど、こんな日ではそんな気にもなりません。
控え室はそれぞれに用意してもらってあるのだけれど、あそこに居るとリラックスしにくいので、まあ、Play by earということにします。
出番は二部の二番。
日本時間の、多分30日の朝10時頃になると思います。
どうかみなさんの気を送ってください!わたしも、みなさんの心に届くよう、一音一音心を込めて演奏します。


ここ数日、ゲホゲホと激しく咳き込んで、とても可哀相な旦那。
さらに可哀相なことに、相方のわたしから、思いっきりバイキンマン扱いをされ、
それにも関わらず、せっせと料理をしたり片付けをしたり……ありがたくてありがたくて……でも半径1メートル以下は接近禁止。ハグも今は後ろ向き。
そんな彼が、『Why not?!頑張って花束』をプレゼントしてくれました。


「別に演奏してからでないといけない、なんていう決まりは無い」
そう言って。

あんがとね。今日までほんと、いろいろと我慢させてごめんね。

『欲を出さず、自分のありのままをねっ!
うまくいくのも自分、失敗するのも自分、
息は吸おうと考えない、吐くことのみ!
騒がない、あくまでもどこまでもナチュラルに!』

日本から送ってくれたM師匠のメッセージを胸に、欲を出さず、自分のありのままを聞いてもらえるよう頑張ります!

まあ、おきばりやす……byエマニュエル婦にゃん