ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

どいつもこいつも

2009年02月17日 | ひとりごと
ハッピーのブログ『ひげおやじのボヤキトーク』の最新記事、もう読まれた方もいらっしゃると思いますが、
例の、中川さん(もう財務相なんて呼べニャ~)の件でぶち切れちゃった彼の、とても真っ当な常識人らしい意見が述べられておりまして、
それを読んだわたしも、ちょっくら記念に(ずうっと後で読み返した時の為の)記事を書いておこうと思います。

最初あの記事をウェブ新聞で読んだ時は、軽く読み流していたんです。ああ、また誰かがヘマやったんかいな、みたいな。
けれどもその後、夕飯作りの最中に、BBS放送のニュースキャスターが椅子から転げ落ちそうになるほど笑いながら、中川って名前を口にしているのを観て、
こりゃ尋常ではないなと直観、すぐにユーチューブで確認してみました。

げっ、まじっすかぁ~?!

あれってやっぱ、ほんと~のほんと~にあったことなんですよね。CGとかじゃなくて、ほんと~のほんと~に。
その証拠に、いろんな国でも報道されちゃって……にっぽんの皆さん、このたびはご愁傷さまでした。心よりお悔やみ申し上げます
皆さんのお気持ち、メリケン国に住むわたしには、とってもとっても分かるのです。だって……8年もの間、同じような気持ちで暮らしてたんですから。

さて、一応、(自分への)記念のために、こことイギリスの報道を載せておきます。
 
『米国』
MSNBCテレビなどが16日、中川財務相が批判を浴びていることを「サケ・プロブレム(酒問題)」と伝え、ロイターやAPなどの通信社は17日、中川氏の辞意表明を「人望のない麻生太郎首相への新たな打撃」などと速報した。

MSNBCはまた、記者会見の映像を流した後、女性キャスターが、「これが日本の財務相だ」と笑いながらちゃかしたうえで、「そんな国が、きょうクリントン国務長官が訪れている日本だ」とコメントした。

『英国』
英紙インディペンデント(電子版)は、中川財務相の記者会見を「1970年代以来最悪の危機に直面している世界第二の経済大国のかじを取る責任者が、酒酔い運転だろうか」と伝えた。英BBC放送は同日、東京株式式場の下落を伝える際に、記者会見の映像をだぶらせ、キャスター自身がろれつが回らないようなしぐさをした後、笑い転げた。

多分、わたしが観たのは↑だったんでしょうね。

日本って、ああいう重要なポストにつく人間の、健康診断とかはしないんでしょうか?
こっちじゃ鬼のような検査が待っているって聞いてますけど……。ほんでもって、その検査の結果如何では、職につけないことも有り得ると。
だってねえ、国の重要な問題について責任を持つ人が、腰痛だかなんだか知らんけど、鎮痛剤中毒者で、事もあろうにアル中かも知れんだなんて……。
そういう病んだ人に、どうしてそんな役職を与えるのか?
そもそもの、最初の第一歩のところで間違ってますよね。

それにしても、あの会見の、中川さんの横に座っていた白川総裁。彼のあの、シラケきった顔がまた印象的でした。
いったいどんなことを考えていたのかなあ……。
あんな場所でさえあんなだから、そりゃもう普段から、中川さんにはいろいろトホホな思いをさせられてきたんだろうけど、
あの、なんともいえない、感情がすっぽり抜けた青白~い顔が、わたしには別の意味で異様に映りました。
バ~カが、自業自得だ、地獄に堕ちろ、ウフフ……みたいなことを考えてたのかなあ……。
だって、普通に考えて、あそこまでヘロヘロな人を、ああいう会見に臨ませないっていうか、体調の絶不調を理由に時間をずらす、とかもできたはずだし……。
この際、醜態をさらけ出させて、こらしめてやろう、あるいは、辞任に追い込んでやろうってな思惑が全く無かったかどうか。
あぁ~ヤダヤダ!