まさるのビジネス雑記帳

勉強ノート代わりに書いています。

ゆうちょ銀行のATM利用料金―硬貨の預入

2022-02-19 14:25:54 | 商事法務
今回は、身近で手ごろな話題を書いてみましょう。ゆうちょ銀行は、1月17日から手数料を改定し、その中の改定に硬貨のATMでの預け入れ手数料も含まれていますね。
1~25枚まで 110円 26~50枚 まで220円、51~100枚までは330円ですね。他の銀行でも、枚数によって手数料を取っていますね。

一方、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」第七条(法貨としての通用限度)「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する。」としています。
法貨=法定貨幣は、法律によって通用力を与えられた貨幣ですね。

子供が、お母さんに連れられて、駄菓子屋に行き、1個20円の飴玉を1円玉20枚で買おうとしました。駄菓子屋さんは当然、飴玉と引き換えに受け取る義務がありますね。一円玉20枚のときは、110円加算して、飴玉の値段が130円になりますなんて言えないし違法ですね。(理由は、ゆうちょ銀行が、110円取るからですーとは言えませんね)。

ATMでは、振込手数料等のときも手数料をとります。まあ、機械の維持費も必要だから止むを得ないかもしれませんが、預け入れで、手数料という別名目でお金を取るのはおかしいのではないでしょうか。20円を1円で入れたら、貯金通帳は、20円入金、110円マイナスで、90円貯金が減ります。

これって、少なくとも法律の趣旨に反している、或いは違法?と言えないでしょうか?

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