天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

石原都知事談:国民が味わった残虐屈辱事態を表現した映画を外国が嘴を入れそれに屈し公開しない国おかしい

2010-11-08 21:56:21 | 日記
今日の日記は、沖縄県尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像がインターネット上に流出した問題や、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問したことについて、5日の定例会見で東京都の石原慎太郎知事が語った発言のことです。以下に、その発言の一部を引用掲載します。
『・・ビデオ映像流出問題について・・さっきも私、フルテキスト、インターネットに流れている尖閣諸島の漁船衝突問題の映像を見ましたがね。あれ、なんで政府は発表しないのかね。結局内部告発でしょう。こんなこと黙っていられるかっていうね。まあ、どこの省の人間か知らんけど。冗談じゃないよってね。国民の目に実態を見てもらいたいということであれが流出した。結構なことじゃないですか。私は国民の意識というのははっきりしていると思います。(添付した写真は、その流出したビデオ映像の漁船が衝突した時の映像)
・・ロシア大統領が国後島を訪問したことについて・・当然だと思うね、彼らの姿勢からすれば。(日本)政府が『行ってくれるな』と言っても、そんなもんで聞く相手じゃないしね。言ったことでだね、それを押し切ってこれは国内視察だといわれてね。それをけしからんと言ったって、言ってる方がちゃんちゃらおかしいよ。それは、これはまた尖閣とは違った問題で、あなた方はいくつか知らないけど、有名な映画があってね。とにかくあの時(第二次世界大戦で)ロシア軍が入ってくるということで、残された人たちが陵辱、強姦されて、なんて言うのか、屈辱を回避するためにみんな死ぬんだよ。自殺して。その映画をね、絶対上映させるなってロシアは今まで圧力をかけて上映させなかった。この間見ましたけどね、解禁になって。解禁になるもならないも、日本人が日本人の味わったこういう残虐な、屈辱な事態を映画にして表現するのに、外国がくちばしを入れてきてそれに屈してね、せっかくの作品を公開しない国そのものがおかしいよ。』
この石原慎太郎都知事の発言に、私は全面的に賛同します。そして、ビデオ映像流出を『内部告発』と捉えた石原都知事に、大多数の国民は同じ思いをしていると思います。特に、中国悪行漁船団と直接対峙している海上保安庁の現場監視員らは、自らの生命を懸け日々の業務を忠実に遂行しているのです。これら現場に携わる人間の苦難を全く斟酌せず、捕捉した悪行者を恫喝に怯えて放免する行為は、最前線の兵士を後方から銃弾で騙し打ちをするまった思いやりのない卑劣な処置です。菅政府は、映像流出の犯人捜しの前に、海上保安庁の現場監視員らに素直に謝罪すべきです。
また、ロシア大統領が国後島を訪問したことについて、石原慎太郎都知事は11月1日付日記『北方領土訪れたメドベージェフ大統領旧ソ連悪行を映画「樺太1945年夏 氷雪の門」で全世界に訴えるべき』で私が訴えた事と、まったく同じ趣旨の発言しています。だから、この談話を読んで私はとても嬉しくなりました。私とまったく同じ思いをしている有力政治家がいたからです。
石原慎太郎都知事は具体的な映画の題名を述べていませんが、その映画は『樺太1945年夏 氷雪の門』に間違いないと、私は思っています。私にはとても強い味方がいたのです。だから、石原慎太郎都知事には今期限りで都知事を引退せず、来期の選挙に立候補していただき、引き続きその都知事の職務を全うしてほしいと衷心より私は思っています。
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