天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

北方領土訪れたメドベージェフ大統領旧ソ連悪行を映画『樺太1945年夏 氷雪の門』で全世界に訴えるべき

2010-11-01 23:14:31 | 日記
今日の日記は、最高首脳として初めて北方領土(国後島)を訪問したメドベージェフ大統領が率いるロシアの全身である旧ソ連が、終戦時に日本住民に行なった悪行のことです。
今日の首脳訪問ニュース報道を知り、この共産主義の指導者どものまったく誠意を持たない隣国日本に対する外交姿勢に、私は強い憤りを感じています。この悪行共産主義国家は、1945年8月8日ソ中立条約を一方的に破棄し、8月15日無条件降伏の玉音放送後も対日戦争を継続し、南樺太(現サハリン)を侵略しています。そして、最終的には日本固有の領土である北方4島まで占領してしまいました。その過去の悪行を深く悔いるどころか、その行為は合法であり、北方4島はロシア領であると、このメドベージェフ大統領は内外にアピールする為に、今回、国後島を訪問したしたのでしょう。
これら悪行国家には、日本人は一致団結して世界中の良識ある人々に、ある映画を観てもらい、その非人道的な行為を強く訴えるべきです。それは、1974年に製作された『樺太1945年夏 氷雪の門』(村山三男監督 二木てるみ 鳥居恵子 岡田可愛 藤田弓子主演)というソ連軍の樺太侵攻がもたらした、真岡郵便電信局の女性電話交換手9人の悲劇(真岡郵便電信局事件)を描いた反戦映画の名作です。添付した写真は、主演の二木てるみです。
この映画は、1974年モスクワで開かれた東宝・モスフィルム合作映画『モスクワわが愛』の完成披露パーティーの席上、モスフィルム所長ニコライ・シゾフが「非常にソビエトにとって面白くない映画が、東宝配給で日本で公開されようとしているのは理解に苦しむ」という発言を受けて、当時の東宝首脳が気にして、東宝チェーンでは『樺太1945年夏 氷雪の門』を上映しない旨を決定した、外国政府の意向に翻弄され自国主張のアイデンティを喪失した悲運の映画です。
しかし、このような経緯のある映画を、近年再び見直して再上映運動が今、展開し始めています。黒澤明監督は、「夢は天才である・井上ひさしX黒澤明」初出稿:文藝春秋1990年6月号で『日本というものを理解してもらうためには、日本人が正直に考えたことを正直に映画化して、世界中の人に見てもらうことが一番いいと思うんですよね。』と私たちに訴えています。さらに『それが、映画の持ってる一番の力ですよね。政治家もそのことを考えたほうがいい。』とも私たちに名言を残してしています。
このメドベージェフ大統領の悪行を全世界の人々に理解してもらう為、映画『樺太1945年夏 氷雪の門』をもっと広く観てもらう運動を、強く展開・推進するべきだと私は思っています。そして、日本政府はその映画公開に関して支援を積極的に行なうべきです。
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