北朝鮮が弾道ミサイル1基を含む、6基のミサイルの発射実験を行ったとの
ニュースは、世界中のマスコミによって報じられている。
これらのミサイルは全て発射後、日本海の北西部に落下している。
またアメリカと日本のマスコミによれば、アラスカを射程に納めるといわれて
いる、新型ミサイル・テポドンⅡも今回の発射実験の対象となっている。
この問題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
今回、北朝鮮は短距離、中距離、長距離それぞれのミサイルを発射しており、
実験の全て成功に終わった訳ではないものの、実験そのものの事実によっ
て世界から批判を浴びている。
ロシア外務省報道官は、今回の出来事に付いて表わした声明の中で、発射
実験は政治的に信頼を強化しようとする動きに沿うものではない。このような
挑発行為は北朝鮮の核開発問題を巡る状況を、根本的に複雑化させるもの
であると語った。
またロシア側は今回の発射実験に付いて、ロシアへの事前通告が無かった
とことを明らかにしている。
一方で北朝鮮は近隣諸国にこうした通告を行う、国際的な取り決めに調印し
てはおらず、ロシアとの間にも同じような合意を結んではいない。
またアメリカ大統領府の報道官は、テポドンⅡミサイルが発射から1分も経た
ずに落下したことに付いて、この実験は失敗であったとの見方を表わしてい
る。北米航空宇宙防衛司令部では北朝鮮がミサイルを発射した後すでに、こ
のミサイルがアメリカに危険をもたらすものではないと分析していた。
アメリカも日本も、北朝鮮の6基のミサイル全てに付いて、その発射の事実を
レーダーによって把握していた。日本が発表したデータによると最初のミサイ
ルは新潟から700kmの地点、また二発目は北海道から北西500km以上の
地点に、それぞれ海の上へ落下した。
安倍官房長官は6基の全てのミサイルが日本海に落下したものの、日本側に
は何の損害ももたらさなかったことを認めている。
一方でアメリカと日本は、今回の北朝鮮によるミサイル発射実験をめぐり、6カ
国協議の他のパートナーであるロシア、中国、韓国と協議を行うことを計画して
いる。
また国連の安全保障理事会も、この問題に付いて非公開での会議を実施する
可能性がある。
この中で日本の代表団は、北朝鮮のミサイル発射実験を国際的な平和と安全
に脅威を与えるものとして、非難する決議の採択を求めるものと見られている。
同時に日本は北朝鮮を制裁の発動に付いても検討している。
これに対して北朝鮮代表団はこのミサイル発射実験を、国の主権を行使したも
のにしか過ぎないとの声明を表している。
そして北朝鮮側は、いかなる国際的合意にも反していないと主張している。
北朝鮮が実施したミサイル発射実験と、それに伴う情勢の悪化は6カ国協議の
中で、然るべき合意が得られていないという事実が、ネガティヴな形で影響した
ものといっていいだろう。
アメリカ、日本、北朝鮮の3者ともこのまま対立を続けていくなら、最終的には危
機的な状況に陥る恐れが出てきている。
7月5日放送 ロシアの声 ラジオ・ジャーナル
ニュースは、世界中のマスコミによって報じられている。
これらのミサイルは全て発射後、日本海の北西部に落下している。
またアメリカと日本のマスコミによれば、アラスカを射程に納めるといわれて
いる、新型ミサイル・テポドンⅡも今回の発射実験の対象となっている。
この問題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
今回、北朝鮮は短距離、中距離、長距離それぞれのミサイルを発射しており、
実験の全て成功に終わった訳ではないものの、実験そのものの事実によっ
て世界から批判を浴びている。
ロシア外務省報道官は、今回の出来事に付いて表わした声明の中で、発射
実験は政治的に信頼を強化しようとする動きに沿うものではない。このような
挑発行為は北朝鮮の核開発問題を巡る状況を、根本的に複雑化させるもの
であると語った。
またロシア側は今回の発射実験に付いて、ロシアへの事前通告が無かった
とことを明らかにしている。
一方で北朝鮮は近隣諸国にこうした通告を行う、国際的な取り決めに調印し
てはおらず、ロシアとの間にも同じような合意を結んではいない。
またアメリカ大統領府の報道官は、テポドンⅡミサイルが発射から1分も経た
ずに落下したことに付いて、この実験は失敗であったとの見方を表わしてい
る。北米航空宇宙防衛司令部では北朝鮮がミサイルを発射した後すでに、こ
のミサイルがアメリカに危険をもたらすものではないと分析していた。
アメリカも日本も、北朝鮮の6基のミサイル全てに付いて、その発射の事実を
レーダーによって把握していた。日本が発表したデータによると最初のミサイ
ルは新潟から700kmの地点、また二発目は北海道から北西500km以上の
地点に、それぞれ海の上へ落下した。
安倍官房長官は6基の全てのミサイルが日本海に落下したものの、日本側に
は何の損害ももたらさなかったことを認めている。
一方でアメリカと日本は、今回の北朝鮮によるミサイル発射実験をめぐり、6カ
国協議の他のパートナーであるロシア、中国、韓国と協議を行うことを計画して
いる。
また国連の安全保障理事会も、この問題に付いて非公開での会議を実施する
可能性がある。
この中で日本の代表団は、北朝鮮のミサイル発射実験を国際的な平和と安全
に脅威を与えるものとして、非難する決議の採択を求めるものと見られている。
同時に日本は北朝鮮を制裁の発動に付いても検討している。
これに対して北朝鮮代表団はこのミサイル発射実験を、国の主権を行使したも
のにしか過ぎないとの声明を表している。
そして北朝鮮側は、いかなる国際的合意にも反していないと主張している。
北朝鮮が実施したミサイル発射実験と、それに伴う情勢の悪化は6カ国協議の
中で、然るべき合意が得られていないという事実が、ネガティヴな形で影響した
ものといっていいだろう。
アメリカ、日本、北朝鮮の3者ともこのまま対立を続けていくなら、最終的には危
機的な状況に陥る恐れが出てきている。
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7月5日放送 ロシアの声 ラジオ・ジャーナル
怖い怖い。
日本は毅然とした対応しないとダメですよね
経済制裁するべし!-。-メ
あいにく曇り空ですが、美佳さんの願い事は???
叶うといいですね!!!。