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ロシアのWTO加盟に関して

2007-12-15 | ラジオ
「WTO加盟、企業活動にとっての可能性と挑戦」ロシアのWTO加盟に関してモ
スクワでは、そんな名前の会議が開かれた。
参加者達はロシアのWTO加盟が国際市場における、ロシア企業の権威維持に
役立ち、国の経済成長の促進剤となるとの考えを示している。
ロシアのメーカーや輸出業者が、差別的措置によってこうむっている損失は、直
接的なもので年間25億ドル間接的なものも含めると40億ドルにも達する。

ロシアWTO加盟情報局局長は、現在ロシア企業がWTOの枠内での貿易競争メ
カニズムに参入できていないとしている。
解決はWTO加盟後と言えるだろう。
WTOへの加盟は国益の確保をより効果的に進めるものだ。
局長は加盟によってロシア企業による、国際市場への参入が保障されるものと
確信している。
「国際市場への参入のためには、逆に自国市場への参入に関して譲歩すること
が不可欠だ。そうした取引の対価はどれほどのものだろう。もちろん各国との個
別交渉の中で決まってくるが、受け入れられるものでなくてはならない。
WTO加盟交渉で我が国の政府は、加盟は経済発展を促進するものでなくてはな
らないのであって、非を生み出すものであってはならない、という点に立脚してい
る。また現在、一連の部門で改革が進んでいること、またロシアのGDPの内の約
40%が海外経済に関係した物となっていることから、我々にとってはどのような条
件でWTOに加盟するかということが重要ななのだ」
ロシアWTO加盟情報局局長は、このように述べている。

そのロシアのWTOへの加盟交渉だが終わりが近づいてきている。
残すところはサウジアラビア及びグルジアとの交渉、それからシステム上の問題の
解決となっている。
いずれも3ヶ月から4ヶ月後に完了するだろう。
交渉プロセスの当時者達は2008年秋までに、ロシアがWTO加盟国となるのは現
実的な予測であると見ている。

12月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル





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