1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシアで初の携帯電話無しデー

2009-08-31 | ラジオ
8月30日ロシアでは初の携帯電話を使わない、携帯電話無しデーの取組
みが展開されている。

大都市の人々は朝9時に携帯電話のスイッチを切るという、運動の中に
参加している。
この運動の主催者によると携帯電話無しデーは、一種の社会的な実験で
その目的は現代人が文明の利器に、依存しすぎている問題に付いて、人
々に広く知らしめることにある。

いわゆる携帯電話依存症はロシアでも社会問題化しており、特に携帯電
話無しに生活が出来なくなっている子供たちがこのところ増えている。

壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別

柳田 邦男
新潮社


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8月30日放送 ロシアの声・ニュース

日本の衆議院選挙予測、ロシア国内での反応

2009-08-31 | ラジオ
8月30日、日本では衆議院選挙が行われる。
この選挙に付いてロシアの新聞「(?)」は、次の様な記事を掲載し
た。
今のところの選挙予測では自民党のライバルである民主党が、比
例代表で衆議院480議席のうち三分の二を占めるのではないかと
予想されている。
これは首相の選出、予算の承認で決定権を持つ議席数だ。
この選挙では民主党が圧勝し、これによって1955年から与党の座
に座り続けている自民党の一党独占政権が、終わりを迎えるだろう
と書かれている。
自民党は1993年から1994年の短い間、一時的に社会党と連立を
組んだと言う不安定な時代もあった。

ところが今回の選挙は、それとは根本(ここの箇所で女性アナウン
サーまたもや変な言葉)的に異なり、初めて正真正銘の政権交代か
行われる可能性があると取り出されている。
そうなった場合、現在62歳の鳩山氏が首相の座に就くことは間違い
ない。
これによって日本はどのように変わるのだろうか。
同紙に意見を寄せた、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究
所のクナゼ常駐研究員は、予測を早まらないほうがいいと述べ、そ
の理由を、今まで支持率が低くても自民党は最終的には勝利してき
たと語っている。

これに対してロシア科学アカデミー極東研究所・日本調査センター所
長は、野党は今回絶対に勝利するとの見方を示している。
所長は今回の投票に付いて、日本国民が過去20年の自民党政治に
最後の10年を、日本は経済にとって失われた時代と呼び、生活のあら
ゆる面で後退が起こったと捉えていると語った。

記事ではこの先の露日関係に付いても書かれており、両国の間に立
ち込める暗雲は依然として南クリル諸島、いわゆる北方領土問題との
見方がなされている。
日本センター所長は選挙後も、この問題は急進展を見せることはない
だろうと予測する一方、鳩山氏は露日協会の共同議長を務めているこ
とから、鳩山家の伝統を引き継いで二国間関係を改善しようと努力す
る可能性はあると語っている。
紀夫氏の祖父・鳩山一郎氏は1956年10月、首相として当時のソ連政
府との間に両国の国交を回復する、日ソ共同宣言・ソ日共同宣言に署
名した存在だ。

この宣言でソ連は日本に平和条約締結後、歯舞島と色丹島を返還する
ことを約束した。
ところが自民党も民主党も選挙公約に、北方領土の早期返還を目指し
ロシアと交渉を継続するという必要性を唄っている点を指摘し、北方領
土返還要求の路線から外れることは、日本の如何なる政党にとっても、
その(?)を意味するとコメントしている。

ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所のクナゼ研究員も、こ
の点に付いては意見を同じくし、如何なる投票結果となっても日本の外
交政策には変化は起きない。
勝利した政党も昔から続く原則を忠実に守らざるを得ない、南クリル諸
島は日本の領土だと主張することも、予想した原則のなかに入る、これ
に逆行したことを口にするのは自殺行為だからだ。
選挙に勝って、わざわざその後自滅する必要があるだろうかと答えてい
る。

政権交代論 (岩波新書)
山口 二郎
岩波書店

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(???)は何と言っているのか判らない

8月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル