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ロシアとの関係改善はアメリカの利益

2009-03-29 | ラジオ
アメリカの政治家また安全保障分野のエキスパート、対ロシア政策を研
究する民主・共和両党の委員会のメンバーたち、そうした人たちからな
る、いわゆる独立委員会が出した報告書のライトモチーフを一言で言う
ならば、それはロシアとの関係改善はアメリカの利益に叶うと言うものだ。
このアメリカ独立委員会の報告書は、本国アメリカでもまたロシアでも幅
広い反応を呼び起こした。

独立委員会のメンバーたちは米ロ関係の強化に向けた、迅速かつ効率
的な行動がアメリカの国益を拡大していく中で、極めて重要となっている
との立場に立ち、ロシアが現代社会において果たしている役割や、その
軍事力、エネルギー資源を鑑みて、今政策を転換する必要があると指摘
している。

そして報告書の中では、そうした課題を解決するために米ロ関係の現状
と、アメリカが必要としている協力のレベルとの間に存在している隔たりを
克服すべきであると述べている。
こうした隔たりの存在に付いてはロシア側も認識している。
つい先日もメドヴェージェフ大統領が、この点に触れている。
「残念ながらここ数年露米関係は極めて本質的な形で後退してしまった。
そのことは私達を悲しませている。私達の元には露米関係の新しいページ
を開くための、あらゆる可能性が存在していると考える。
今私達が受け取っているような、アメリカからのシグナル、先ず第一にオバ
マ大統領から受け取っているようなシグナルだが、そうしたものはポジティ
ヴなもののように思われる」
メドヴェージェフ大統領は、この様に述べた。

現在のアメリカ行政府が行った勧告から判断するならば、アメリカ側はロシ
アに対して完全な対話を提案し、ロシアの立場及びロシアの憂慮の念を考
慮に入れる用意のあることを明らかにしているように思われる。
先ず何よりもここ数年、ロシアとアメリカの関係を最も損なってしまっている
様々な問題、とりわけ如何なる根拠も無いNATOの東方拡大、反ロシア的な
性格を持ったMD関連施設のチェコ及びポーランド領内への配備、さらにはロ
シアにとっては差別的で、対等な貿易の障害となっているジャクソン・バニッ
ク修正条項の撤廃などに対してだ。

ロシアの政治学者ルキヤノフ氏は、新聞社からのインタビューのなかで、独立
委員会の報告書が示しているアプローチに付いて、(?)チックなものだと評価し
次の様に指摘している。
委員会の見解はイデオロギーと高飛車な態度が組み合わされた、前のブッシ
ュ政権の立場と酷く対照的である。委員会の出したアピールが現実なものに
なるかどうか、それが過去に何度もあったように希望のレベルのまま留まるの
かどうかは別の問題である。
政治学者ルキヤノフ氏は、この様に指揮した。

は聴き取れず

激動!世界情勢
東 敬生,池滝 和秀,石井 将勝,大水 祐介,大八木 清隆,
岸田 芳樹,鈴木 克彦,西村 哲也

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3月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル