ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩では、アキノキリンソウが花を咲かせています

2018年08月21日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩は、午前7時過ぎには薄曇りの晩夏の様子の空でした。ここで咲いている、夏のさまざまな山野草は花期を終えつつあります。

 車山(標高1925メートル)の西側中腹にある車山肩(標高約1800メートル)は、霧ヶ峰高原・車山のトレッキングの出発点です。

 車山肩の北側の斜面の眼下には、八島湿原が広がっています。手前の草原では、コバイケイソウが花を咲かせていました。今は花期が終わっています。



 その車山肩の北側の斜面に立っているヒュッテです。雰囲気がある建物として、人気があります。



 車山肩の北東側の斜面です。車山の壮大な山麓にある草原をトレッキングする方に人気があるところです。



 山麓にある草原の遠くに見えている山は浅間山山系のようです。

 車山肩ははゼンテイカ(通称 ニッコウキスゲ)の大群生地ですが、現在は花期を終えて、実がなっています。

 今ごろは、マツムシソウが、薄紫色の花をまだいくらか咲かせています。



 マツムシソウが群生して花を咲かせています。



 このマツムシソウが群生している周りでは、ゼンテイカの実がたくさん、できています。

 現在、目立つ山野草の花はアキノキリンソウの黄色い花です。



 カワラナデシコも所々で、花を咲かせています。



イブキボウフウと思われる白い小さな花もまだ咲いています。



 小道から少し離れたところに立っている、大きなシシウドの中程に、ノビタキが留まっています(右側の上部に留まっているノビタキは、小さなシルエット状に写っています)。



 夏鳥のノビタキは10数羽の群れをつくり、車山肩の草原の上を飛んでいます。秋の旅立ちの準備なのでしょうか?。

 車山肩の草原は、晩夏の雰囲気を次第に強めています。

 約4週間前の盛夏の趣があった車山肩の草原の様子は、弊ブログの2018年7月29日編をご参照してください。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、昼間でも緑陰では20数度と涼しいです

2018年08月20日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、晴れた涼しい天気が続いています。昼間でも、緑陰では約24度(摂氏)と涼しいです。

 関東地方などはここ数日、中国大陸から張り出した高気圧に覆われ、北東方向からの涼しい空気が入っています。この影響を受けて、佐久荒船高原も涼しい日々です。

 佐久荒船高原は標高が1100メートルから1200メートルあるため、早朝に濃霧に包まれると、気温は20度(摂氏)とやや寒いぐらいになります。

 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)もさわやかな感じに見えます。まるで、秋晴れの空を思わせる空です。





 午後3時ぐらいの太陽光が艫岩(ともいわ)を照らしています。

 佐久荒船高原の少し奧から見える荒船山です。手前には、佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”が見えています。



 コスモスの丘は緑色に染まり、コスモスの花がパラパラと咲いています。







 佐久荒船高原では盛夏となり、道沿いではシシウドが大きく育っています。



 シシウドはセリ科シシウド属の山野草です。シシウドの小さな花には、昆虫がたくさん来ています。

 現在、森陰では、濃いオレンジ色のフシグロセンノウの花が目立ちます。





 赤い実をつけた植物です。何の実かは分かりません。



 佐久荒船高原の北西側にそびえている浅間山(標高2568メートル)の山頂部を、佐久荒船高原の端から、いくらか望むことができました。



 最近は、浅間山は霧や雲に覆われていることが多いです。

 佐久荒船高原では、森の中でホオジロやキセキレイなどが飛び交う姿をよく見かけます。秋への動きなのかどうかは不明です。

秋田県仙北市などにそびえている秋田駒ヶ岳の阿弥陀池辺りでは、ハクサンシャジンの花が咲いています

2018年08月19日 | 旅行
 秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池では、ハクサンシャジンのなどの山野草の花が咲いています。

 今回は、秋田駒ヶ岳の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池(あみだいけ)辺りを散策しました。阿弥陀池は標高が1530メートルです。。

 男女岳の東側山麓のウサギギクなどの黄色い花がが咲いている斜面から阿弥陀池まで戻り、南側にそびえている男岳(おだけ、標高1623メートル)を見上げました。



 その男岳を眺めながら、阿弥陀池の木道を西に進む始めると、トウゲブキの上にアキアカネ(実際には種類は不明)が留まっていました。



 可憐な薄青紫色のハクサンシャジンの花の群落もありました。



 秋田駒ヶ岳をつくった火山である男岳の山麓には、大きな溶岩がところどころに転がっています。この溶岩辺りで、ウグイスがよく鳴いています。しかし、ウグイスの姿は見つけられませんでした。

 今回は、阿弥陀池辺りの散策が目的だったので、出発点の登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目目指して下り始めました。

 約30分ほどで、途中の片倉岳展望台(標高1456メートル)まで戻りました。西側に見えるはずの田沢湖などは霧の中です。



 片倉岳展望台を過ぎると、西側の下側の斜面には、大きなシシウドの大群落がいくつもありました。



 この辺りからは、山道沿いにヤマハハコの花が群生して咲いています。



 見つけた時には、ハナイカリの花ではないかと推定した山野草の花です。実際には、ホソバノキソチドリの可能性もあります。



 また、所々でトリカブトの花も咲いています(正確には、ミヤマトリカブトかも・・)。





 たくさん咲いている野アザミの花には、アブなどが来ています。タテハチョウも来ています。



 さて、今回散策した阿弥陀池の南側にそびえている男岳の南側山麓には、通称“ムーミン谷”と呼ばれる山野草のお花畑が7月ごろにできます。チングルマやコマクサなどの大群落ができるそうです。多くの方は、この“ムーミン谷”にできる山野草のお花畑を目指して訪れます。

 この男岳の南側山麓が「秋田駒ヶ岳高山植物帯」のようです。7月初めはまだ、雪渓が部分的に残っており、また“ムーミン谷”には斜度のきつい場所もあり、それ相応の登山装備が必要なようです。それ相応の体力も必要です。

 また、秋田駒ヶ岳の最高峰の男女岳は標高1637メートルと、北アルプスや南アルプスの峰嶺の2000メートル超級に比べると、標高が低い山です(なんと、霧ヶ峰高原の車山の標高1925メートルより低いです)。しかし、緯度が約40度と高い分だけ、高山帯が低くなり、その上さらに山頂部の地形の効果もあり、高山帯に咲く山野草の宝庫になるようです。

秋田県仙北市などにそびえている秋田駒ヶ岳の男女岳山麓はウサギギクなどのお花畑でした

2018年08月18日 | 旅行
 秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳の男女岳の東側山麓では、ウサギギクなどの山野草がたくさん咲いています。

 今回は、秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)の主峰である男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池辺りを中心に散策しました。





 阿弥陀池(標高は1530メートル)まで上がって来た多くの方は、秋田駒ヶ岳の主峰である男女岳を上っています。山頂まで約20分で上ることができます。



 実は、この男女岳の東側の山麓はいくらか深い谷間になっています。そしてこの深い谷間は、黄色い花のウサギギクやトウゲブキ、ハクサンボウニュウなどのお花畑になっています。





 可愛らしい黄色い花は、ウサギギクです。手前の白い花はハクサンボウニュウと推定しています。

 木道近くで咲いていたウサギギクの花です。ウサギギクはキク科ウサギギク属の多年草です。本州の北部などの北側で咲く山野草です。



 木道からは草原には立ち入ることができないので、白い花は遠目に見ただけです。ハクサンボウニュウかアマニュウかエゾニュウの可能性もあります。

 トウゲブキは木道沿いでも所々で咲いています。





 トウゲブキは、キク科メタカラコウ属の多年草です。別名はエゾタカラコウ、オニタカラコウと呼ばれていて、東北地方の北側や北海道で咲く山野草です。

 男女岳の東側の山麓では、7月にはチングルマの花が一面で咲いていたようです。その花が細長い実になったものです。



 7月の初旬には、この東側の山麓には残雪があり、その雪融け時に、チングルマの花が咲いていたようです。

 チングルマは、バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物です。その参考画像です。



 男女岳の東側山麓から阿弥陀池にまで戻りました。



 7月初めにここを訪れると、もっとたくさんの山野草の花がに出会えそうです。

日本経済新聞紙に掲載された見出し「同僚はAI、心も読めます」を拝読しました

2018年08月17日 | 日記
 2018年8月16日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面に掲載された見出し「同僚はAI、心も読めます」を拝読しました。

 この解説記事は「ポスト平成の未来学」の第10部「共生社会へ 働く人工知能」というコラム記事です。

 日本経済新聞社のこのコラムの担当記者は、AI(人工知能)の数人の識者にインタビューに出かけます。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「同僚はAI、心も読めます 第10部共生社会へ 働く人工知能」と報じています。



 最初のAIの識者は、日立製作所の中央研究所を訪れて、「ディベート型AI」の開発状況をインタビューします。この「ディベート型AI」は、世間に氾濫する情報を取捨選択した上で、賛否両論を示してくれるものです。

 人間はつい自分に都合のいい情報でものごとを判断しがちなので、この「ディベート型AI」は役立ちます。

 その「ディベート型AI」が入っているPC(パソコン)に「たばこは禁止すべきか?」を尋ねると、約2分後に「(禁止に)賛成する理由として、6つの観点があります」と、解説を始めます。

 その「ディベート型AI」の研究者の柳井孝介さんは「将来は人間と議論を交わせるようにしたい」と語ります。

 次ぎに、東京大学特任准教授の松尾豊さんを訪ねて「AIは将来、新聞の読者が納得する文章が書けるか」を聞くと、「(新聞などの)記事は自動化されるでしょう」との答えが返ってきます。

 ただし「人から話を聞き出す記者の仕事は自動化されません」とも答えます。取材では、相手の状況や感情などの複雑な状況要素を読む必要があるからです。

 しかし、人から話を聞き出す仕事をAIに代替できると考えているヒカリラボ(東京都中央区)社長の清水あやこさんは心理カウンセラーの仕事にAIを持ち込んでいます。

 テレビ画面でのインタビュー通話で、相談者がスマートフォンに話しかけると、その当該AIは悲しみや驚きの表情を読み取ります・・。その結果は、テレビモニター画面に棒グラフとして表示されるという仕組みです。

 「感情を読み取るAIが相談者に適切な言葉をかける技術は技術的に可能」と水あやこさんはいいます。

 今後はAIと共生する社会が待っているようです。まだまだAIは進化しそうです。ついていくのには勉強が必要です。