秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池では、ハクサンシャジンのなどの山野草の花が咲いています。
今回は、秋田駒ヶ岳の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池(あみだいけ)辺りを散策しました。阿弥陀池は標高が1530メートルです。。
男女岳の東側山麓のウサギギクなどの黄色い花がが咲いている斜面から阿弥陀池まで戻り、南側にそびえている男岳(おだけ、標高1623メートル)を見上げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/41/740f87660eab92d5358a32ddce446527.jpg)
その男岳を眺めながら、阿弥陀池の木道を西に進む始めると、トウゲブキの上にアキアカネ(実際には種類は不明)が留まっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ca/84304f269bd46b34054efbd352d4e3c3.jpg)
可憐な薄青紫色のハクサンシャジンの花の群落もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f1/a28ded33917a1faa863233ec0b3ac930.jpg)
秋田駒ヶ岳をつくった火山である男岳の山麓には、大きな溶岩がところどころに転がっています。この溶岩辺りで、ウグイスがよく鳴いています。しかし、ウグイスの姿は見つけられませんでした。
今回は、阿弥陀池辺りの散策が目的だったので、出発点の登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目目指して下り始めました。
約30分ほどで、途中の片倉岳展望台(標高1456メートル)まで戻りました。西側に見えるはずの田沢湖などは霧の中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a8/47df577ca04290b6bf68d2ae27dd6f82.jpg)
片倉岳展望台を過ぎると、西側の下側の斜面には、大きなシシウドの大群落がいくつもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b5/8f2938d35ab7c9e2f7fc05620ada9f14.jpg)
この辺りからは、山道沿いにヤマハハコの花が群生して咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/77/c3d9914acc1d19318cd7dbe73c6cb15a.jpg)
見つけた時には、ハナイカリの花ではないかと推定した山野草の花です。実際には、ホソバノキソチドリの可能性もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/64/65da2f78e00af2b026eb0d6e99b71214.jpg)
また、所々でトリカブトの花も咲いています(正確には、ミヤマトリカブトかも・・)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/85/bc44872ef6d5c81cb9174e599c4ebb3c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b8/4590876dd690a21b92f46607d203a9b2.jpg)
たくさん咲いている野アザミの花には、アブなどが来ています。タテハチョウも来ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/dd/6b1d044b9b9a639de61bacbe19e85e78.jpg)
さて、今回散策した阿弥陀池の南側にそびえている男岳の南側山麓には、通称“ムーミン谷”と呼ばれる山野草のお花畑が7月ごろにできます。チングルマやコマクサなどの大群落ができるそうです。多くの方は、この“ムーミン谷”にできる山野草のお花畑を目指して訪れます。
この男岳の南側山麓が「秋田駒ヶ岳高山植物帯」のようです。7月初めはまだ、雪渓が部分的に残っており、また“ムーミン谷”には斜度のきつい場所もあり、それ相応の登山装備が必要なようです。それ相応の体力も必要です。
また、秋田駒ヶ岳の最高峰の男女岳は標高1637メートルと、北アルプスや南アルプスの峰嶺の2000メートル超級に比べると、標高が低い山です(なんと、霧ヶ峰高原の車山の標高1925メートルより低いです)。しかし、緯度が約40度と高い分だけ、高山帯が低くなり、その上さらに山頂部の地形の効果もあり、高山帯に咲く山野草の宝庫になるようです。
今回は、秋田駒ヶ岳の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池(あみだいけ)辺りを散策しました。阿弥陀池は標高が1530メートルです。。
男女岳の東側山麓のウサギギクなどの黄色い花がが咲いている斜面から阿弥陀池まで戻り、南側にそびえている男岳(おだけ、標高1623メートル)を見上げました。
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その男岳を眺めながら、阿弥陀池の木道を西に進む始めると、トウゲブキの上にアキアカネ(実際には種類は不明)が留まっていました。
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可憐な薄青紫色のハクサンシャジンの花の群落もありました。
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秋田駒ヶ岳をつくった火山である男岳の山麓には、大きな溶岩がところどころに転がっています。この溶岩辺りで、ウグイスがよく鳴いています。しかし、ウグイスの姿は見つけられませんでした。
今回は、阿弥陀池辺りの散策が目的だったので、出発点の登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目目指して下り始めました。
約30分ほどで、途中の片倉岳展望台(標高1456メートル)まで戻りました。西側に見えるはずの田沢湖などは霧の中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a8/47df577ca04290b6bf68d2ae27dd6f82.jpg)
片倉岳展望台を過ぎると、西側の下側の斜面には、大きなシシウドの大群落がいくつもありました。
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この辺りからは、山道沿いにヤマハハコの花が群生して咲いています。
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見つけた時には、ハナイカリの花ではないかと推定した山野草の花です。実際には、ホソバノキソチドリの可能性もあります。
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また、所々でトリカブトの花も咲いています(正確には、ミヤマトリカブトかも・・)。
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たくさん咲いている野アザミの花には、アブなどが来ています。タテハチョウも来ています。
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さて、今回散策した阿弥陀池の南側にそびえている男岳の南側山麓には、通称“ムーミン谷”と呼ばれる山野草のお花畑が7月ごろにできます。チングルマやコマクサなどの大群落ができるそうです。多くの方は、この“ムーミン谷”にできる山野草のお花畑を目指して訪れます。
この男岳の南側山麓が「秋田駒ヶ岳高山植物帯」のようです。7月初めはまだ、雪渓が部分的に残っており、また“ムーミン谷”には斜度のきつい場所もあり、それ相応の登山装備が必要なようです。それ相応の体力も必要です。
また、秋田駒ヶ岳の最高峰の男女岳は標高1637メートルと、北アルプスや南アルプスの峰嶺の2000メートル超級に比べると、標高が低い山です(なんと、霧ヶ峰高原の車山の標高1925メートルより低いです)。しかし、緯度が約40度と高い分だけ、高山帯が低くなり、その上さらに山頂部の地形の効果もあり、高山帯に咲く山野草の宝庫になるようです。
田沢湖などが見えなくて、残念でした。
トリカブトの紫色の花が印象的ですね。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池からの帰り道の約半分に当たる片倉岳展望台は、一休みに最適な場所です。
晴れていれば、田沢湖などが眼下に見え、周囲の山々が見えるそうです。
この辺りから、山野草の種類が増えてきます。
多種類の山野草が次から次へと現れてきますね。
夏も終盤に近づいてトリカブトの花も咲き出したようです。
ハクサンシャジンの花は初めてお目にかかりました。
シシウドの群落も素晴らしいです。
http://ikimonotuusin.com/doc/428.htm
ハクサンシャジンの花の群落、素晴らしい眺めだと想像しています。
シシウドの花は見ています。若いころに山へウドを探しに行ったときにシシウドも見ました。改めて検索したら、シシウドの新芽を東北の方は食用にされるとか。ウドはウコギ科、シシウドはセリ科です。シシウドは同科同属のアシタバのような香りだそうですよ。将来食べる機会はないと思いますが。
ハナイカリ画像をネットで見ています。同じに見えます。画像検索で次の画像が目に飛び込みました。
ヒマラヤの青いケシ同様、この色です。
https://newssapana.naturum.ne.jp/e2900577.html
何年も前に買ったトリカブトが消えたと思っていましたが、それらしい葉が出てきました。花が咲かないので、近所でも見る近種の雑草と見分けられません。(泣く)
剣客でいらっしゃっても、行動はお一人のような。安全確認はより丁寧にお願いします。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池からの帰り道の約半分に当たる片倉岳展望台辺りは、比較的お馴染みの山野草の花が咲いていました。
この辺りも、6月下旬や7月初めは、いくらか珍しい山野草の花が咲くようです。6月下旬は積雪があるようです。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池辺りも、この帰り道の片倉岳展望台辺りもトンボがたくさん飛んでいました。
いわゆる”赤とんぼ”の種類の同定は至難の業です。お調べいただき、ありがとうございます。ハナイカリの画像もお調べいただき、ありがとうございます。
あまり健脚ではないので、登りの際には片倉岳展望台辺りまで苦労しました。
赤とんぼも飛んでいて、自然豊かな山だとも感じます。
展望台近くにわき上がって来る霧・雲が夏山らしいです。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池辺りは、8月中旬でもまだ山野草の花がいくらか咲いていました。
本来は7月の方がたくさんの種類の山野草の花を鑑賞できるそうです。、
ヤマハハコはいろいろな高山の山麓で出会います。
トリカブトの花は秋田の山なので少し早い感じです。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
仙北市などにそびえている秋田駒ヶ岳は花の名山です。こう呼ばれるだけの山野草の花がたくさん咲いていました。
7月ごろはもっと多くの種類の山野草が花を咲かせるそうです。