ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙に掲載された見出し「同僚はAI、心も読めます」を拝読しました

2018年08月17日 | 日記
 2018年8月16日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面に掲載された見出し「同僚はAI、心も読めます」を拝読しました。

 この解説記事は「ポスト平成の未来学」の第10部「共生社会へ 働く人工知能」というコラム記事です。

 日本経済新聞社のこのコラムの担当記者は、AI(人工知能)の数人の識者にインタビューに出かけます。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「同僚はAI、心も読めます 第10部共生社会へ 働く人工知能」と報じています。



 最初のAIの識者は、日立製作所の中央研究所を訪れて、「ディベート型AI」の開発状況をインタビューします。この「ディベート型AI」は、世間に氾濫する情報を取捨選択した上で、賛否両論を示してくれるものです。

 人間はつい自分に都合のいい情報でものごとを判断しがちなので、この「ディベート型AI」は役立ちます。

 その「ディベート型AI」が入っているPC(パソコン)に「たばこは禁止すべきか?」を尋ねると、約2分後に「(禁止に)賛成する理由として、6つの観点があります」と、解説を始めます。

 その「ディベート型AI」の研究者の柳井孝介さんは「将来は人間と議論を交わせるようにしたい」と語ります。

 次ぎに、東京大学特任准教授の松尾豊さんを訪ねて「AIは将来、新聞の読者が納得する文章が書けるか」を聞くと、「(新聞などの)記事は自動化されるでしょう」との答えが返ってきます。

 ただし「人から話を聞き出す記者の仕事は自動化されません」とも答えます。取材では、相手の状況や感情などの複雑な状況要素を読む必要があるからです。

 しかし、人から話を聞き出す仕事をAIに代替できると考えているヒカリラボ(東京都中央区)社長の清水あやこさんは心理カウンセラーの仕事にAIを持ち込んでいます。

 テレビ画面でのインタビュー通話で、相談者がスマートフォンに話しかけると、その当該AIは悲しみや驚きの表情を読み取ります・・。その結果は、テレビモニター画面に棒グラフとして表示されるという仕組みです。

 「感情を読み取るAIが相談者に適切な言葉をかける技術は技術的に可能」と水あやこさんはいいます。

 今後はAIと共生する社会が待っているようです。まだまだAIは進化しそうです。ついていくのには勉強が必要です。




秋田県仙北市などにそびえている秋田駒ヶ岳の阿弥陀池辺りを散策しました

2018年08月17日 | 旅行
 秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池では、リンドウなどの山野草の花が咲いています。

 今回は、秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池(あみだいけ)辺りを散策しました。



 主峰の男女岳山麓の南側にある阿弥陀池の周辺の草原では、山野草がたくさん咲いています(7月にはもっとたくさん咲いていたそうです)。

 片倉岳の西側の山麓を左回りで南東方向に山道を上がり、次第に東向き向きを変えて上ると、阿弥陀池辺りの草原に到着します。

 この阿弥陀池辺りの草原の山道沿いでは、ウメバチソウの花が点々と咲いています。



 この草原では、7月ごろまでゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の花が群落として咲いていた跡があります。現在は種が入った“実”が目につくからからです。

 さらに、東に向かって進んで山麓を越えると、阿弥陀池(標高は1530メートル)が見えてきます。

 この阿弥陀池の入り口辺りでは、リンドウの花がたくさん咲いています。





 リンドウは群生して花を咲かせています。一部は、蕾を膨らませています。





 オヤマソバと推定される山野草の白い花です。



 ハクサンシャジンの花がまだ、所々で咲いています。



 阿弥陀池の北側にそびえている男女岳の山麓です。表面はほとんどが岩・土です。この男女岳の頂上まで上るには約20分かかります。



 この男女岳は標高1637メートルと、秋田駒ヶ岳の最高峰です。ただし、秋田駒ヶ岳の元々の火山は男岳(おだけ、標高1623メートル)です。

 この男岳の派生火山が男女岳です。秋田駒ヶ岳は活火山で、比較的最近では1970年9月から1971年1月にかけてマグマ噴火しています。

 このため、登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目の小屋には、赤いヘルメットが用意されています。赤いヘルメットは、無料で借りることができます。