ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町の白樺高原の一郭にある女神湖では、アケボノソウが花を咲かせています。

2018年08月26日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の白樺高原の一郭にある女神湖では、晩夏の山野草のアケボノソウなどが花を咲かせています。

 北八ヶ岳連山の一番南側にそびえている蓼科山(標高2531メートル)のなだらかな裾野山麓の西斜面に設けられた人工湖の女神湖は、ほぼ南北方向に紡錘形です。女神湖の湖面の標高は1540メートルです。



 女神湖の南側部分に蓼科山山麓から流れ込む小川があり、湿原をつくっています。この湿原では、晩夏の山野草が咲いています。

 その湿原では、黄色いアキノキリンソウの花と白いゴマナの花と野アザミの花が競演しています。



 この湿原で、8月下旬に目立つ山野草の花は、濃い青紫色色のサワギキョウの花です。





 このサワギキョウは、有毒な山野草として知られています。キキョウ科ミゾカクシ属の多年草です。

 今回、草原の中で印象的だった山野草の花は、背丈の高いアケボノソウの花でした。



 ここまで、背が高いアケボノソウを、この湿原で見た記憶はありません。



 この湿原では、女神湖の水辺近くで、アケボノソウが点々と咲きます。普通のアケボノソウは背丈がもっと低いです。
 
 また、アサマフロの花がかたまって咲いていることも印象的でした。



 ハバヤマボクチの蕾の上に、アキアカネが留まっています。



 湿原の山麓側の草原の中では、サラシナショウマの花が咲き始めています。



 これからはもっとたくさんのサラシナショウマが白い花を咲かせます。左側には。まだ蕾のサラシナショウマが伸びています。
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 真夏に花をたくさん咲かせていたトモエソウが最後の花を咲かせています。



 女神湖の南南西側にそびえている車山(標高1925メートル)は薄曇りの空の下で、少し霞んで見えています。



 8月下旬になり、女神湖の湿原もだいぶ秋めいた感じになっています。