ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の山中にある池の平湿原では、マルバダケブキの花が見ごろです。

2018年08月07日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、8月初めごろにはマルバダケブキなどの花が見ごろになっています。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 午前8時に山麓の駐車場に到着し、深い針葉樹林の中を南西方向にある池の平湿原に向かって下っていくと、約20分ほどで池の平湿原の入り口に到着します。

 この池の平湿原などを約2時間にわたって散策し、その南西側の端にある鏡池付近で休んでいました。





 鏡池付近では、まだノハナショウブの花がいくらか咲いています。



 アヤメもまだ少しですが、咲いています。

 美しいピンク色のハクサンフウロの花も咲いています。





 ハクサンフウロの花は、池の平湿原のあちこちで咲いています。

 やや濃い黄色のマルバダケブキの花もあちこちで咲いていて、存在感を示しています。



 そのマルバダケブキの花には、タテハチョウの1種であるクジャクチョウが来ています。





 マルバダケブキの花に来ているクジャクチョウの羽根は、野鳥にしばしば襲われている様子で、羽根が破けています。



 カワラナデシコの花もあちこちで咲いています。

 ピンク色のカワラナデシコの花が群生してているところです。



 池の平湿原では、夏に咲く山野草のお花畑があちこちにできています。なかなかの風景です。

 (注)ハクサンフウロとアサマフウロの区別は事実上はなかなか難しいものです。池の平湿原の案内には、「ハクサンフウロ」が咲くと表記されています。