ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

秋田県仙北市などにそびえている秋田駒ヶ岳の阿弥陀池辺りを散策しました

2018年08月17日 | 旅行
 秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳の山頂近くの阿弥陀池では、リンドウなどの山野草の花が咲いています。

 今回は、秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池(あみだいけ)辺りを散策しました。



 主峰の男女岳山麓の南側にある阿弥陀池の周辺の草原では、山野草がたくさん咲いています(7月にはもっとたくさん咲いていたそうです)。

 片倉岳の西側の山麓を左回りで南東方向に山道を上がり、次第に東向き向きを変えて上ると、阿弥陀池辺りの草原に到着します。

 この阿弥陀池辺りの草原の山道沿いでは、ウメバチソウの花が点々と咲いています。



 この草原では、7月ごろまでゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の花が群落として咲いていた跡があります。現在は種が入った“実”が目につくからからです。

 さらに、東に向かって進んで山麓を越えると、阿弥陀池(標高は1530メートル)が見えてきます。

 この阿弥陀池の入り口辺りでは、リンドウの花がたくさん咲いています。





 リンドウは群生して花を咲かせています。一部は、蕾を膨らませています。





 オヤマソバと推定される山野草の白い花です。



 ハクサンシャジンの花がまだ、所々で咲いています。



 阿弥陀池の北側にそびえている男女岳の山麓です。表面はほとんどが岩・土です。この男女岳の頂上まで上るには約20分かかります。



 この男女岳は標高1637メートルと、秋田駒ヶ岳の最高峰です。ただし、秋田駒ヶ岳の元々の火山は男岳(おだけ、標高1623メートル)です。

 この男岳の派生火山が男女岳です。秋田駒ヶ岳は活火山で、比較的最近では1970年9月から1971年1月にかけてマグマ噴火しています。

 このため、登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目の小屋には、赤いヘルメットが用意されています。赤いヘルメットは、無料で借りることができます。

秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳に登りました

2018年08月16日 | 旅行
 秋田県仙北市と岩手県岩手郡雫石町にまたがってそびえている秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)の山頂近くでは、ミヤマリンドウなどの山野草が咲いています。

 十和田八幡平国立公園の南端にそびえている秋田駒ヶ岳(標高は1637メートル)は、山頂近くに「秋田駒ヶ岳高山植物帯」という国の天然記念物に指定された地域がある、“花の名山”です。

 ただし、「秋田駒ヶ岳高山植物帯」は、6月半ばから7月ごろが山野草の花の最盛期です。

 今回は、秋田駒ヶ岳の主峰の男女岳(おなみだけ、標高1637メートル)の南側にある阿弥陀池辺りを散策しました。



 秋田駒ヶ岳の登山口に当たる秋田駒ヶ岳八合目までは、バスで上がります(現在はマイカー規制中で、進入禁止です)。秋田駒ヶ岳八合目の標高は1305メートルです。

 秋田駒ヶ岳八合目からは、片倉岳の山麓をまずは左回りで弧を描くように登ります。つまり山麓の西側を回ります。

 片倉岳を登り始めると、すぐに「日窒高山跡」という旧イオウ鉱山の側を通ります。



 片倉岳の西側の山麓を左回りで登る山道には、ある程度の大きさの岩がゴロゴロと出ています。





 標高1456メートルの片倉岳展望台は十和田湖方面がよく見える展望台です。ただし、この日は霧が流れてよく見えません。30分ほど登ったところにある休憩ポイントです。

 この辺りの山道では、カラマツソウの花を所々で見かけました。



 片倉岳展望台を過ぎると、山道は登りが楽になります。山道はササ原の亜高山帯の上側に出た感じです。

 この辺りの山道には、小さな白いウメバチソウの花が点々と咲いています。



 ヨメナと推定される花も咲いています。



 さらに山道を進むと、所々でミヤマリンドウの花も点々と咲いています。





 このミヤマリンドウは蕾は10ミリメートル以下の大きさで、花も10数ミリメートル程度です。

 さらに山道を左回りで、男女岳の南側にある阿弥陀池まで進みます。この辺りは、かなり平坦な歩きやすい山道です。

 ミヤマリンドウがあちこちで咲いています。



 阿弥陀池が近づくと、平坦な高原部分になりました。この辺りでは、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)が咲いた後の実を観察しました。


日本経済新聞紙の見出し「トルコショック 火消し不在 新興国からマネー流出」を拝読しました

2018年08月15日 | 日記
 2018年8月14日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された見出し「トルコショック 火消し不在 新興国からマネー流出」を拝読しました。

 トルコのイスタンブールからの報告では、トルコリラの約40パーセントの大幅な下落を受け、他の新興国通貨への普及が始まったと伝えています。

 例えば、アルゼンチンのリラも約40パーセントも大幅下落し、ロシアのルーブル、ブラジルのリアルなども10数パーセントも下がりました。

 この記事のサブ見出しは「膨張対外債務に脆さ」です。この積み上がった新興国の債務が世界経済のリスクとして浮上し始めています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版は見出し「トルコショック 新興国からマネー流出」と報じています。



 このトルコリラの約40パーセントの大幅な下落を受けながら、トルコ政府は利上げなどの通貨を安定させる有効な措置を打ち出さず、米国がトルコに経済制裁を加えるなど、この経済危機を一層複雑にするなどの問題を起こし、問題をさらに複雑化しています。

 このトルコリラの約40パーセントの大幅な下落を受けて、インドのルピーも10パーセント下がり、南アフリカのランドも同程度下がりました。

 米国の利上げ路線によるドル高の反動によって、こうした新興国市場から資金が流出しています。なんと、日本の円もいくらか円安になりました。

 トルコ通貨のリラの急落を受けて、日本企業も身構えているそうです。日本企業はトルコ国内市場の成長を見込んで、これまで消費財メーカーが進出していたからです。

 今回のトルコショックの問題点は、この危機対応の担い手が見えないことに、多くの投資家は動揺していると伝えています。リーマン危機のようにならないことを願いばかりです。

また、 2018年8月15日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面には、見出し「高債務国 利上げの試練」という記事が載っていました。トルコのリラの急落を受けたアルゼンチンは通貨のペソの防衛のために、なんと政策金利をこれまでの40パーセントから45パーセントに利上げしました。通貨安を放置すると、輸入物価が高騰し、国民生活に悪影響が出るからです。



秋田県仙北市のほぼ中央にある田沢湖の湖岸の御座石神社を訪ねてみました

2018年08月15日 | 旅行
 秋田県仙北市のほぼ中央にある田沢湖は、日本で一番、水深が深い湖です。最大深度は423.4メートルもあるそうです。

 この田沢湖は「田沢湖抱返り県立自然公園」内にある火山がつくったカルデラ湖です。ほぼ円に近い形で、一周は約6キロメートルあります。

 早朝午前5時台に、田沢湖の一部を多う“雲”です。最初は雲海でした。



 深度が深いので、美しいブルー色といわれている湖面です。



 田沢湖の北側の湖畔にある御座石神社(ござのいしじんじゃ)は、神話となった「たつ子姫神」(辰子姫神)を祀る神社です。その本殿です。こじんまりしています。





 この御座石神社が祀る「たつ子姫神」とは、昔、湖のほとりの神成村に住む、まれにみる美しい娘の辰子はその美しさと若さを永久に保ちたと願い、御座石神社内にある大蔵観音に密かに百日百夜の願いをかけたところ、満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがありました・・。その泉の水を飲んだところ、水を飲み続けて、ついには龍になった・・という伝説です。そして、田沢湖を守る龍になったそうです。

 このいい伝えは、室町時代ごろの話だそうです。

 御座石神社という神社の名前の由来は、慶安3年(1650年)に秋田藩主の佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際に、腰をかけて休んだ石の「御座石」に由来しているそうです。

 御座石神社の田沢湖の岸辺側には、鳥居が立っています。



 この鳥居の先にある田沢湖の水辺には、たくさんの淡水魚が水面近くを泳いでいました。なかなか大きな淡水魚です。





 この淡水魚は「ウグイだろう」との話でした。このほかにも、コイやフナ、イワナなどの淡水魚が生息しているそうです。

 御座石神社の本殿は、当然、大きなスギ木立などで囲まれています。



 また、鳥居の近くの岸辺には、キクイモの黄色い花がたくさん咲いています。



 田沢湖の湖畔では、所々でキクイモの花が群生して咲いています。

 夕暮れ時の午後7時ごろの田沢湖の夕暮れです。南南西の方向に鳥海山(標高2236メートル)のシルエットが浮かんでいました。



 田沢湖はいくらか神秘的な雰囲気が漂うカルデラ湖です。


岩手県岩手郡雫石町西根高倉山の山奥にある鳥越の滝は、落差30メートルの大きな滝です

2018年08月14日 | 旅行
 岩手県岩手郡雫石町西根高倉山という深山の山奥にある鳥越の滝を見に行ってきました。

 岩手山南麓を流れる葛根田川(かっこんだがわ)の上流部に向かって西にひたすら向かうと、滝ノ上温泉に近い葛根田渓谷上流部にある鳥越の滝を見下ろす場所に到達します。



 かなり山奥にある滝ノ上温泉に近い場所に、落差約30メートルの鳥越の滝があります。鳥越の滝の下側が見えています。





 鳥越の滝の上流側です。この上流側から落差約30メートルを水流が流れ落ちます。



 この鳥越の滝の上流側の葛根田川にある対岸の崖からは、水蒸気が立ち上っています。



 実は、鳥越の滝の上流と下流側の対岸の崖からは、所々から温泉の基となる熱水から水蒸気が立ち上っています。この画像の感じ以上に、水蒸気は激しく吹き出しています。



 滝の下の淵は、エメラルドグリーン色に見える静かな淵ができています。日陰部分が美しいエメラルドグリーンになっています。日が当たっている部分は、明るい白色系です。



さらに、下流側の瀬です。エメラルド色の淵が美しいです。



 葛根田川の上流側の玄武洞から滝ノ上温泉までの約10キロメートルの渓谷は、紅葉の名所だそうです。

 岩木山系の深山を感じさせるブナの原生林と多様な広葉樹が紅葉する時期には、岩手県内の紅葉の名所になるそうです。

 今回、訪れた鳥越の滝から、さらに葛根田川の上流側には、有名な地熱発電所である葛根田地熱発電所(かっこんだちねつはつでんしょ)があります。

 東北電力が管理運営する地熱発電所です。

 おそらくイワナかヤマメなどの釣り愛好家の方以外は、ふだんは入り込まない深山の中にある鳥越の滝は、見事な滝でした。

 渓谷の森では、セミがたくさん鳴いています。

 そのセミの1匹です。



 葛根田川の上流部は、人があまりいない静かな渓谷でした。