ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

岩手県岩手郡雫石町西根高倉山の山奥にある鳥越の滝は、落差30メートルの大きな滝です

2018年08月14日 | 旅行
 岩手県岩手郡雫石町西根高倉山という深山の山奥にある鳥越の滝を見に行ってきました。

 岩手山南麓を流れる葛根田川(かっこんだがわ)の上流部に向かって西にひたすら向かうと、滝ノ上温泉に近い葛根田渓谷上流部にある鳥越の滝を見下ろす場所に到達します。



 かなり山奥にある滝ノ上温泉に近い場所に、落差約30メートルの鳥越の滝があります。鳥越の滝の下側が見えています。





 鳥越の滝の上流側です。この上流側から落差約30メートルを水流が流れ落ちます。



 この鳥越の滝の上流側の葛根田川にある対岸の崖からは、水蒸気が立ち上っています。



 実は、鳥越の滝の上流と下流側の対岸の崖からは、所々から温泉の基となる熱水から水蒸気が立ち上っています。この画像の感じ以上に、水蒸気は激しく吹き出しています。



 滝の下の淵は、エメラルドグリーン色に見える静かな淵ができています。日陰部分が美しいエメラルドグリーンになっています。日が当たっている部分は、明るい白色系です。



さらに、下流側の瀬です。エメラルド色の淵が美しいです。



 葛根田川の上流側の玄武洞から滝ノ上温泉までの約10キロメートルの渓谷は、紅葉の名所だそうです。

 岩木山系の深山を感じさせるブナの原生林と多様な広葉樹が紅葉する時期には、岩手県内の紅葉の名所になるそうです。

 今回、訪れた鳥越の滝から、さらに葛根田川の上流側には、有名な地熱発電所である葛根田地熱発電所(かっこんだちねつはつでんしょ)があります。

 東北電力が管理運営する地熱発電所です。

 おそらくイワナかヤマメなどの釣り愛好家の方以外は、ふだんは入り込まない深山の中にある鳥越の滝は、見事な滝でした。

 渓谷の森では、セミがたくさん鳴いています。

 そのセミの1匹です。



 葛根田川の上流部は、人があまりいない静かな渓谷でした。