ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、ニホンサクラソウの花が咲き始めました

2017年03月27日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、ニホンサクラソウの濃い桃色の花がごく一部ですが、咲き始めました。

 ぱっと見た感じでは、ニホンサクラソウ(日本桜草)は10数株が花を咲かせています。

 この桜草公園は、さいたま市を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いにある秋ケ瀬公園の一番下流側に隣接しています。

 桜草公園の背後には、さくらそう水門がそびえています。



 さくらそう水門が背後に見える草地は、桜草公園の中心部である特別天然記念物に指定された「田島ヶ原サクラソウの自生地」です。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」は、約10日前は地面の野焼き後の土色と山野草が芽生えた緑色が混在していましたが、現在は山野草がかなり育って、ほぼ緑色に染まっています。

 この緑色に染めている山野草の主役はノウルシです。準絶滅危惧種の山野草のノウルシは、黄色い花を咲かせています。





 ノウルシの勢力の間で、いくらか花を咲かせている山野草は、ユリ科のアマナです。





 アマナも「田島ヶ原サクラソウの自生地」の中で、部分的に準主役を務めています。



 この日は、いくらか曇り空だったために、アマナは花弁を完全には開いていないものが大部分でした。

 「田島ヶ原サクラソウの自生地」のごく一部で、ニホンサクラソウ(日本桜草)が濃い桃色の花を咲かせ始めました。





 このニホンサクラソウが芽吹いた辺りは、まだ土色の土壌が見えていて、ノウルシがなぜか育っていません。



 実際には、これからはノウルシの勢力を示している部分の間でも、ニホンサクラソウは育ち始め、両者の太陽光を求めた成長の勢いの争いになります。

 毎年、ニホンサクラソウが多数、群生して開花する時期は、4月10日前後です。

 なお、「田島ヶ原サクラソウの自生地」でアマナが花を咲かせ始めた話は、弊ブログの2017年3月15日編をご参照ください。「田島ヶ原サクラソウの自生地」が山野草でいくらか緑色に染まり始めた時期です。

群馬県高崎市吉井町の“小串カタクリの里”では、カタクリの花が咲き始めました

2017年03月26日 | 季節の移ろい
 群馬県高崎市吉井町の小串にある“小串カタクリの里”という斜面林では、カタクリの花が咲き始めました。

 “小串(こぐし)カタクリの里”という地元の方々によって自然が保護されている急斜面の斜面林では、カタクリの花がポツポツと咲き始めました。

 この斜面林の陽当たりがいい部分では、カタクリが花を咲かせ始めています。



 ここでは、カタクリの葉の群落は斜面一面にできていますが、その中で花を咲かせているのは、見た感じでは、群落全体の10パーセント程度です。まだ大部分が花を咲かせていません。





 咲き始めたカタクリの花は、その赤紫色も心なしか、薄い色合いに感じました。







 この斜面林では、雑木林の木々はまだ新芽をほとんど出していないので、木々の根元の地面に太陽光が当たります。

 この太陽光がよく当たる時期の内に、カタクリは斜面一面で花を咲かせます。おそらくあと1週間も経つと、カタクリの花が斜面一体で咲くことと思います。

 ここで現在、カタクリが花を咲かせ始めていることはまだ、知られていないようで、カタクリの花の観賞に来ている方はほとんどいませんでした。

 群馬県高崎市吉井町は、以前は吉井町でしたが、市町村合併によって、現在は高崎市に属しています。

埼玉県所沢市並木近くにある雑木林では、コブシの木が花をよく咲かせています

2017年03月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県所沢市並木にある所沢航空祈念公園に向かう途中にある雑木林の中では、背の高いコブシの木が花を咲かせ始めました。

 埼玉県南部で育っているコブシの木は、ここ数日間で、白い大きな花を次々と開花しています。

 大きな雑木林の道路に面した部分に、背の高いコブシの木が点々と育っていて、それぞれの木が花をよく咲かせています。



 武蔵野の面影を残した雑木林で、コブシの花が咲くと、春が来たという気分になります。





 枝先に咲くコブシの花は、次々と開花し、その咲いた花はすぐに痛んでいきます。





 背の高いコブシの木の枝に、シジュウカラが留まりました。



 シジュウカラを見上げていたら、人間の気配を感じて、飛び立ちました。



 武蔵野の面影を残した雑木林の周囲には、ツバキの木の“生け垣”(?)があり、まだ花を咲かせています。



 ツバキの木には、ムクドリなどが来ています。

 埼玉県南部の地域では、背の高いコブシの木が花を次々と咲かせて、ソメイヨシノ(染井吉野)の開花が近いことを伝えています。

日本経済新聞紙の見出し「東電、他社と再編・統合 送配電と原発事業」という記事を拝読しました

2017年03月24日 | 日記
 2017年3月23日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の中程に掲載された見出し「東電、他社と再編・統合 送配電と原発事業 新再編計画に明記」という記事を拝読しました。

 東京電力ホールディングスは、3月22日に近々改定する再生計画の骨子を国と共同で発表し、これから進める他社との事業再編や統合を積極的に進める方針を明記したと伝えています。

 事実上、国有化された東京電力は、筆頭株主である原子力損害賠償・廃炉等支援機構と共同で再建計画を練ってきました。その再建計画の方向性を明らかにし、総額21.5兆円と推測されている事故処理費用をまかなう計画のようです。

 これからの日本での電力事業、電気代金などがどうなっていくのかいくらか見通せる部分もある記事です。また、福島原発事故を収束させる見通しがいくらか分かる記事です。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「「東電、他社と再編・統合 送配電と原発事業」と伝えています。



 東京電力は、現在の送配電事業や原子力事業などを他の電力会社と再編することを目指します。その具体策を今年の夏までの検討体制をつくると報じています。送配電事業は2025年度の原価を、2016年度比で1500億円程度圧縮する計画です。

 また、火力発電事業は中部電力との統合を2019年4月には全面実施する見通しだそうです。

 同日の3面に掲載された見出し「東電 収益向上描けず 賠償・廃炉へ年5000億円捻出」と、厳しい現実を伝えています。

 政府と東京電力は、再建計画を加速するために、次期会長には日立製作所の川村隆名誉会長を、社外取締役には三井物産の鎗田松蛍顧問を迎える方向で、最終調整しているとの記事が最近は何回か出ています。

 この辺の再編計画もある程度、オープンな議論を伺いたいです。東京電力の現経営陣は、これまで政府・経済産業省が推し進めた原子力発電事業に従った結果の福島原発事故だったという不満があるようです。

 日本の今後を決めるには、ある程度、オープンな議論を伺いたいです。東京電力の電気料金を値上げするだけで、その後のことはあまり説明されていません。


埼玉県川口市にある埼玉県花と緑の振興センターには、メジロが来ていました

2017年03月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県川口市安行にある埼玉県花と緑の振興センターでは、満開のアンギョウカンザクラの木に、メジロが多数、来ています。

 埼玉県花と緑の振興センターは、川口市安行という造園・園芸業が盛んな地域として、その造園・園芸用の“見本の木”を育てて見せています。

 やや濃い桃色のシデコブシと推測される花が咲いています。





 自生するシデコブシの木は、愛知県内などに自生しているところがあります。

 埼玉県花と緑の振興センターでは、あちこちにツバキの木が植えられ、それぞれが花を咲かせています。



 ヒュウガミズキの低木の木も、黄色い小さな花を咲かせています。





 斜面で育つアンギョウカンザクラの木は、花が満開です。その満開の花の蜜を求めてメジロが多数、来ていました。







 メジロはアクロバット的な姿勢で、花の蜜を吸っています。アンギョウカンザクラの木を見上げる位置が、逆光になり、メジロの身体は陰の部分になっています。





 ヒヨドリが時々、来て、メジロを追い払います。

 川口市安行にある埼玉県花と緑の振興センターでは、アンギョウカンザクラの満開に続いて、造園・園芸用の“見本の木”は、次々と花が咲き始めています。

 ソメイヨシノの開花と同時に、まだいくつもの品種の花が咲きそうです。