ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡小谷村の栂池自然園で、清流に泳ぐイワナに出会いました

2016年08月14日 | 旅行
 長野県北安曇郡小谷村千国乙の標高約1900メートルにある栂池自然園では、夏の山野草は花期を過ぎていました。今は、晩夏の山野草の花が咲いています。

 8月中旬の栂池自然園(つがいけしぜんえん)は、当然ですがミズバショウは咲き終わり、ゼンテイカ(通称、ニッコイキスゲ)も咲き終わっています。

 今は、ヤマトリカブトやイワショウブ、オニシオガマなどの花が咲いています。

 標高約1900メートルにある栂池自然園までは、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぐと、簡単にたどり着けます。

 栂池自然園の入り口にある栂池ヒュッテからロープウェイの乗り場方向のシラビソの原生林の山麓を見た景色です。



 午前5時過ぎの夜明けになって、この山麓では野鳥がよく鳴いています。野鳥はウグイスとモズを観察できましたが、お目当てのウソは観察できませんでした。

 午前6時過ぎの栂池自然園の入り口付近です。ミズバショウ湿原の草原は朝露が光っています。



 この辺りは標高が1860メートルです。ズバショウ湿原は、よく整備された木道があり、歩きやすいです。

 朝日に照らされているサラシナショウマの花です。



 この辺りは、青紫色のヤマトリカブトがあちこちで咲いています。



 午前8時から栂池自然園の入り口に当たるミズバショウ湿原を進みました。入り口近くを流れている清流の中に、イワナ(岩魚)がいました。



 この清流に、数匹のイワナが泳いでいます。





 このイワナは自然のものなのか、観光用に放したものかは不明です。

 栂池自然園の入り口に辺りから見える小蓮華山(これんげさん、標高2766メートル)です。西側にそびえています。



 ミズバショウ湿原を抜け、風穴に向かう辺りから見える小蓮華山です。少し近づいた気がします。



 小蓮華山の背後の青空が美しいです。。

 午前5時過ぎになって周囲が明るくなると、白馬乗鞍岳(はくばのりくらだけ、標高2437メートル)の山頂を目指した登山家のグループが次々と出発していきました。

 登山家のグループは、栂池自然園入り口から北西にそびえている白馬乗鞍岳に上り、ここから尾根沿いに、小蓮華山、白馬岳(しろうまだけ、標高2932メートル)と西に向かって縦走されるようです。

日本経済新聞紙の「日本国債 4」の見出し「財投債の大盤振る舞い」を拝読しました

2016年08月14日 | 日記
 2016年8月13日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された解説コラム「日本国債 4」の見出し「財投債の大盤振る舞い」を拝読しました。

 この解説コラムのサブ見出しは「非効率融資、歯止め不在」です。どうも知らない内に、政府は日本国債による借金を増やしているようです。

 この解説コラムは「マイナス金利で膨張し始めた財投。見かけ上は政府の財投目標に響かなくても、日本国債は着実に積み上がり、財務省にすら歯止め役を期待できない」で終わります。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「日本国債 4 財投債の大盤振る舞い 非効率融資、歯止め不在」と伝えます。



 この解説コラムは、8月2日に政府が閣議決定した事業規模28兆円超の経済対策から始まります。財務省は「赤字国債は使わない」と胸を張っているそうです。今回の合計13.5兆円の財政支出のうち、追加発行する建設国債は3兆円ほどで、6兆円を「財投債」が占めたと秘密を明かします。

 その財投債の実態は、日本国債です。財務省は今回の財投債は「商品性は通常の日本国債と同じ。発行も通常の国債と合わせる」と説明します。

 この財投債の活用は、2016年1月29日に日本銀行が決めたマイナス金利政策がきっかけです。この超低金利を活用して、政府がリニア中央新幹線の大阪延長前倒しや新幹線の整備などのインフラ投資前倒しを図る経済対策です。

 赤字国債や建設国債と違って、「財投債は“融資”なので将来、お金は戻ってくる」との理屈を財務省は取っています。回収できればの話ですが・・。

 こうした日本の政府の見解に対して、米英系の格付け会社のフィッチ・レーティングスは日本国債の格付けを「安定的」から「弱含み」に引き下げました。

 今回の財投債は財政を傷めずに、景気を後押しする“妙手”に一見、見えますが、企業の財政アナリストは「企業の資金調達先が民間から国に変わるだけ」と分析し、民業圧迫を指摘します。

 それ以上に、「返済能力が低い企業などへの無理な融資が心配」との声が噴出しているそうです。

 見かけ上は、政府の財政目標に響かなくても、国債は着実に積み上がり、その歯止め役を財務省には期待できないと指摘します。

 大手格付け会社のムーディーズは、日本の格付けを「A1」と、ドイツや米国の「Aaa」、英国の「Aa1」、中国の「Aa3」に比べて、信用力を下げています。

 日本経済新聞紙の朝刊一面で、この解説コラム「日本国債」が始まったことは、弊ブログの2016年8月10日編をご参照ください。