ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡小谷村の栂池自然園では、小蓮華山山腹辺りにある滝を見つけました

2016年08月15日 | 旅行
 長野県北安曇郡小谷村千国乙の標高約1900メートルにある栂池自然園に行って散策した話のまだ続きです。

 栂池自然園(つがいけしぜんえん)の入り口となるミズバショウ湿原(標高は1860メートル)から西にあるワタスゲ湿原(標高は1870メートル)に向かって奧に進みます。

 その途中から見上げた白馬乗鞍岳(はくばのりくらだけ、標高は2437メートル)です。



 下側の山麓には、シラビソやダケカンバなどの原生林があり、美しいです。この原生林の中に、白馬乗鞍岳の山頂への登山道があります。

 その白馬乗鞍岳の西にそびえている小蓮華山(これんげさん、標高は2766メートル)とを結ぶ山麓の中腹に、いくつか滝があることを、歩いていて見つけました。







 ミズバショウ湿原から西にあるワタスゲ湿原に向かう途中には、それぞれの滝が見やすい場所があります。







 中腹にあるので、注意して見上げないと、気がつかない時もありそうです。

 実は、白馬乗鞍岳と小蓮華山をつなぐ山麓部自身を意識して撮影するのを忘れました。

 その一部だと推定できる山麓画像です。



 浮島湿原の山道はくねくねしていて、方位磁石を持っていないので、白馬三山のどこが見えているのか迷いました。

 帰りに、栂池自然園の入り口に戻った時に、この見えた滝の話をしたら、「山頂部の雪渓なのでの雪解け水が滝をつくっている。それぞれの滝には特に名前はつけていない」とのことでした。

 晩秋に積雪し始めると、この滝たちは雪の下になります。

 こうした滝を流れた清流がミズバショウ湿原やワタスゲ湿原を潤すようです。

 ワタスゲ湿原の西側には、楠川が流れていて、この川を渡ります。

 楠川は地図でみると、白馬岳(しろうまだけ、標高2932メートル)中腹から流れ出しているようです。

長野県北安曇郡小谷村の栂池自然園では、キヌガサソウの花になんとか出会いました

2016年08月15日 | 旅行
 長野県北安曇郡小谷村千国乙の標高約1900メートルにある栂池自然園に行って散策した話の続きです。

 8月中旬を迎えた栂池自然園(つがいけしぜんえん)の入り口となるミズバショウ湿原(標高は1860メートル)では、ミズバショウはとっくに咲き終わっています。

 湿原の中では、イワショウブがあちこちに咲いています。白い花が可憐です。



 お馴染みのウメバチソウも咲いています。



 白いウメバチソウの花のお隣りは、オニシオガマの花です。

 湿原の中では、ヤマトリカブトがあちこちで群生しています。



 ちょうど、花期のようです。

 栂池自然園の入り口で、自然観察ガイドの方から、「ミズバショウ湿原の奧では、クロバナロウゲが数輪、まだ咲いている」と教えていただきました。そのクロバナロウゲの花です。花期の終わりなので花はチョコレート色に見えます。



 小さな白い花の集まりは、オオバセンキュウ(大葉川弓)ではないかと推定しています(似た花が多いので)。



 ミズバショウ湿原から西にあるワタスゲ湿原(標高は1870メートル)に向かいます。その途中に、冷たい風が吹き出している風穴(ふうけつ)があります。

 この風穴の周囲は気温が低いらしく、ほんのわずかですが、キヌガサソウがまだ咲いていました。



 また、岩場の湿気が多いところには、ゴゼンタチバナの花が咲き終わったものが続きます。

 探してみると、花を咲かせているゴゼンタチバナが数輪、ありました。



 ワタスゲ湿原では、アキアカネなどのトンボが飛んでいます。そのアキアカネ(と推定される)です。



 ワタスゲ湿原を抜けて、さらに西にある浮島湿原(標高は1920メートル)に向かうと、白馬岳(しろうまだけ、標高は2912メートル)が見えてきました。



 青空の下に白馬岳がそびえています。

 ここからは、今回の目標としている展望湿原(標高は2010メートル)を目指します。半分ぐらいは、来ていると思いました。

 栂池自然園の入り口に午前8時に入ったために、まだ下ってくるトレッキングの方とはすれ違いませんでした。

 ほぼ快晴で、日が強く、木陰が少ないために、日焼けしていそうです。