ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡白馬村神城の姫川源流では、バイカモがまだ花を咲かせています

2016年08月13日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城の荒神の森の端にある姫川源流では、バイカモがまだほんの少し花を咲かせています。

 親海湿原(およみしつげん)の北側にある、うっそうとしたスギ林の荒神の森を隔てて、姫川源流では涌き水が流れ始めます。



 この姫川源流の川床には細かい礫(れき)が堆積しており、ここからバイカモが育ちます。8月上旬になっても、小さな花をほんの少し咲かせています。







 バイカモとしては、花期を終えつつある様子です。今年5月初めに、ここでバイカモの花を観察した時は、もっと多数の花が咲いていました。

 姫川源流の流れ出した清流の傍で咲くオタカラコウの花です。





 姫川源流の流れ出した清流で周囲が涼しいために、花は開花し始めた段階です。

 姫川源流の草原部分では、ウバユリが咲いています。



 フシグロセンノウの花もところどころで咲いています。

 姫川源流の草原部分では、トンボが飛んでいます。羽根の模様からアキアカネのメスではないかと・・(自信はありませんが)。



 姫川は、ここから流れが北上し、糸魚川市で日本海に注ぎ込みます。この姫川源流がつくり出す流れが、下流域では堂々たる川になっています。

 今年の5月初めに、この姫川源流で、バイカモが花を咲かせていた話は、弊ブログの2016年5月6日編をご参照ください。

長野県北安曇郡白馬村の親海湿原では、コバギボウシが花を咲かせています

2016年08月13日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城佐野にある親海湿原では、コバギボウシなどが花を咲かせています。

 この親海湿原(およみしつげん)は、南側にある大きな青木湖をせき止めている山麓の下側に広がる湿原です。青木湖の水が山麓からしみ出していると考えられています。

 標高約750メートルある親海湿原の中に設けられた木道は、湿原で育った夏の山野草などでいくらか覆われています。



 夏の山野草がそれぞれ育つ中で、淡い赤紫色のコバギボウシの花があちこちで咲いています。



 いくらか親海湿原の奧の部分に、コバギボウシが群生して花を咲かせています。



 キキョウ科ミゾカクシ属の多年草であるサワギキョウの花もあちこちで咲いています。他の山野草と競って成長しています。





 この美しい濃い紫色の花を咲かせるサワギキョウは、猛毒です。

 コオニユリの花もあちこちで咲いています。周囲の夏の山野草から頭一つ上に花を咲かせています。



 ここでは、コオニユリの花は花期をいくらか過ぎている感じです。

 親海湿原のうっそうとした針葉樹の森の山麓側では、フシグロセンノウの花も咲いています。



 親海湿原の入り口部分の姫川源流に向かう山道付近では、オオユバユリが咲いています。



 盛夏を迎えている親海湿原は、今年5月初めに訪れた時と比べると山野草がかなり繁っていて、湿原の雰囲気がかなり違います。

 今回は、野鳥は森の山麓側にいたウグイスのさえずり以外は聞こえませんでした。

 今年の5月初めに、この親海湿原で、ミツカシワが花を咲かせていた話は、弊ブログの2016年5月6日編をご参照ください。