まりっぺのお気楽読書

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サルディーニャ王カルロ・フェリーチェ妃 マリーア・クリスティーナ

2009-08-16 00:08:44 | イタリア王・公妃
芸術がご趣味
カルロ・フェリーチェ妃 マリーア・クリスティーナ
              ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ


1779~1849/在位 1821~1831

う~、長いんじゃい名字! あやうく3行になるとこだったわ。
シシリーのブルボン家ってことですが、1718年にヴィットーリオ・アメデーオ2世が
ハプスブルク家に引き渡したシシリーはいつの間にやら(1734年からです)
ブルボン家が統治しておりました。

家系図も3家入り乱れた感じになっております。

       

28歳の時にカルロと結婚というから、当時の王女としてはかなり晩婚ですね。
カルロも42歳で初婚のようですけど、それまで女っけがなかったとは思えないなぁ。

カルロは五男でまさか自分に王位がまわってくるとは思っていなかったのですが
兄ふたりが退位し、ふたりは既に亡くなっていたため即位するハメになってしまいました。

どうやらこの兄弟、皆さん政治に興味がないようで、カルロも芸術が大好き!
王夫妻はあまり宮廷にはおらず、お気に入りのレジデンスに芸術家を招いたりして
心地よい毎日を送っておりましたとさ。
王というより一領主みたいな気分だったんじゃないかしら?

マリーアは1825年から考古学者ビオンディ男爵やカニーナなど
ツスクルムの発掘に携わった人物を雇い入れています。
この時期に古代の芸術品がアリエ城に蒐集されたそうです。

1831年にカルロが亡くなりました。
ふたりには子供がいなかったので後継者は分家のカリニャーノ家に移ります。
母后というわけでもないので宮廷にはいずらかったんでしょうか?
ナポリやアリエなどの城を転々として過ごし1849年に亡くなりました。

(参考文献 Wikipedia英語版)

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