スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるvs再婚について真剣に考える

2012年04月13日 | 自分的エッセー

とにかく生きてみる。本当に生きてみる、それしかないのだ。いい訳もしたところで何にもならならにし、逆に悪い流れにとっとっ・・と流れていくみたいな気がする。
変則離婚をしてから、12年くらいがたった。子供もスポーツクラブの保護者の協力の為に、週末は別れた嫁と、子供らと普通の暮らしをしていた。また会社経営も順調だったおかげで、金銭的なトラブルもなく、過ごしていた。一部の諸先輩がたからは「けじめがついてない・・」とお叱りもうけた。
離婚ということが世間一般に言われている男と女の愛憎劇からかけ離れたところで勝手にとりおこなわれていたような気がする。当然子供達はまだ小さかったからこの大人の滑稽なやり方は理解できなかったのだろうと思う。週末には元嫁や子供のいる家にかえり、普通の会話で普通に暮らしていたのだが、子供達が、高校に進学し寮生活に入ったころから元嫁と二人で家にいる理由もないので、だんだん足が遠のいた。また会社の倒産もあり金銭的にも家庭に入れることが出来なくなり、
今の典型的な、養育費未払い男になって行くのと同時に、元嫁とも電話すらしなくなった。
子供たちもその辺のところを理解して、たまにかかってくる電話は、「金おくれ・・」の普通の親子の会話に落ち着いた。

そんあこんなで・・・4年が過ぎようとしている。
芸能界では、加藤茶や、郷ひろみさんなどが、年の差再婚と称して若い女性と再婚したニュースが流れている。彼らと私を比べるのひは非常に備えてるものが違いすぎるのだが、何も若い女性などとは思っていないのである。今の私に逢う女性であればと・・・・考えるのであるが、あるがであるが、どうもそこから先に思考が発展しないのである。
当然生活面でも苦しさもあるが、小さなアパートでも、なんとかやりくりして二人で生活することが出来るはずであるが、「今の世、そんな既得な女性などいるわけもない・・」などと判断して、別次元の話であるように先送りないし、夢物語に茶化してしまうのである。
まして、恋愛もしていないのに再婚などと考えるのがおかしいのだが、何故か・火がつかないのだ。

何故だろうと・・・・深夜バイトの中で主婦の多い職場で、回りを見渡しながら考えてみる。
いろいろな理由があると思うが、一番に本当に再婚したいと思っていないからなんだという結論に達する。その理由は一番に金銭問題であるが、演歌の歌詞ではないが、二人でいれば何もいらないという心境になれないのだ。そこには多くのリアル生活者さんの厳しい意見もあるのも承知で、
言うのだが、今は誰も愛せないのかもしれないと・・・本当に「愛」する人との再婚であるのか?などと考えるとどうも生活を向上する為に、また簡単お手ごろのHをするだけの為に、再婚をしょうとしているのか?と疑問が出てくる。もし目の前に彼女が出来ていい感じないなったとしても、今後その方と同じ価値観で歩いていけるのか?それだけの「愛」が私にはあるのかが判らないのだ。
今、愛する人といえば子供達である。その愛情は十分注いでやれていないのだが、「愛する」という気持ちで胸がはりさけそうになり、将来の為に動いている姿をみれば、聞けば、心から手を合わせ、感謝感謝、おかげさまでと一人つぶやく。
子供がいるから、再婚できないというロジックを言っているのではない。
今最も愛する心をもっているのは子供に向けてであり、今からお使いできる可能性がある方には、愛情の順番からすればそれよりも劣る?か次になるか?という話になる。
私はどうも不器用であるのか、心に余裕がないのか、本当の愛を知らないのか、まだまだ甘いのか、一生こうなんかしれないが、誰のために死ねるリストなるものがあれば、やはり子供の為だけにしか今は死ねない自分がいるし、それを発見してしまった以上、新たにみつかった再婚相手らしき恋人に対して、「二人でこれかの人生を歩いて行こうよ・・」などと言う言葉が喉の奥に引っかかって出てこないのだ。
「子供もいるし愛してる・」
「その子供らが愛してる元嫁がいる」
「だから元嫁にも応援はしたいし健康と御多幸を祈る・・」
「そして・・新しく君とこれかの人生を愛情たっぷりに、健やかに生きていきたい」
これが今の私の「愛」のベクトルである。
どこかが・・違うのだろう。再婚する相手が、「愛する人が一杯いて大変ね・・」でも「私が愛する人はあなた・・」とでも言ってくれるのなら展開も変わるだろうが、小説の話し、夢の話しでのことであり、
「これだけあれば、多少面白くおかしく生活できるから、一緒に笑って暮らさないか?」的な介助がなければ無理なんだろうと思う。

なんやかんや言っても、男は介助である。加藤茶も郷ひろみも、あいつもこいつも・・・
それか・・それか・・・むちゃむちゃいい仕事する、行かしや君にでもなるしかないのだろうか?

コメント (1)
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