撮影に出かけている間、息子(9歳)を実家に託していたので、夕方迎えに行った。
「かきとってくれんかな?」
と母・美智子が突然言う。
かきとって?
書き取って?
ああ、柿の事ね。
庭に柿の木があんのよ。
秋になるとこうしてボクが上のほうにあるのを収穫する事になる。
面倒だけど仕方ないか。
脚立にのぼって次々にもぎとっていく。
「危ないから気をつけよ!」
と言ってくれる母・美智子だが
「そっちのじゃなくてもうちょっと上の右のほうが赤そう!こっち行って!」
と、指示は容赦ない。
梨狩りとか、いちご狩りとか、果物をとるのって楽しいイメージあるけどなぁ。
柿に限っては全然楽しくないよ。
昔っからやっていて慣れているってのもあるんだろう。
でもそれ以前に、柿が好きじゃないんだよな。
実家に昔からなっているけど、まともに食べた記憶すらない。
そりゃ楽しいわけないよな。
ボクがカニなら絶対にオニギリを死守するくらいに、柿には興味がない。
マンゴー狩りか、梨狩りなら目の色変えて取るんだけどなぁ。
柿じゃあなぁ。
心躍らないよ。
カツオ君はよく危険をおかしてまでご近所さんの家の柿をこっそりとっている。
そこまでして欲しいものかねぇ。
あの気持ちが全く分からないよ。
「毎年みんな楽しみにしてるからご近所に配るんや!」
と、ボクがとって行くのをすぐに選別し、さっさと配りに行く母・美智子。
そしてボクの手元には一つも残らず。
まあ、ボクが柿食べないのを知っているから、わざわざくれなかったんだろうけどさ。
でもこれだけとって一つも貰えないのは悔しい。
いらんけどさ。
でも悔しい。
いらんけどね。
どうせまた来年もとる事になるんだろうから、それまでに柿好きな体になっていたらいいな。
「かきとってくれんかな?」
と母・美智子が突然言う。
かきとって?
書き取って?
ああ、柿の事ね。
庭に柿の木があんのよ。
秋になるとこうしてボクが上のほうにあるのを収穫する事になる。
面倒だけど仕方ないか。
脚立にのぼって次々にもぎとっていく。
「危ないから気をつけよ!」
と言ってくれる母・美智子だが
「そっちのじゃなくてもうちょっと上の右のほうが赤そう!こっち行って!」
と、指示は容赦ない。
梨狩りとか、いちご狩りとか、果物をとるのって楽しいイメージあるけどなぁ。
柿に限っては全然楽しくないよ。
昔っからやっていて慣れているってのもあるんだろう。
でもそれ以前に、柿が好きじゃないんだよな。
実家に昔からなっているけど、まともに食べた記憶すらない。
そりゃ楽しいわけないよな。
ボクがカニなら絶対にオニギリを死守するくらいに、柿には興味がない。
マンゴー狩りか、梨狩りなら目の色変えて取るんだけどなぁ。
柿じゃあなぁ。
心躍らないよ。
カツオ君はよく危険をおかしてまでご近所さんの家の柿をこっそりとっている。
そこまでして欲しいものかねぇ。
あの気持ちが全く分からないよ。
「毎年みんな楽しみにしてるからご近所に配るんや!」
と、ボクがとって行くのをすぐに選別し、さっさと配りに行く母・美智子。
そしてボクの手元には一つも残らず。
まあ、ボクが柿食べないのを知っているから、わざわざくれなかったんだろうけどさ。
でもこれだけとって一つも貰えないのは悔しい。
いらんけどさ。
でも悔しい。
いらんけどね。
どうせまた来年もとる事になるんだろうから、それまでに柿好きな体になっていたらいいな。