MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

インタビュー

2014-03-11 | Weblog
大相撲を見ていると、大関を倒した力士がインタビュールームに来ていた。

大相撲中継って見た事ない人もいっぱいいるんだろうけどさぁ。
でも、力士のこういうインタビュー風景はどこかで見た事あると思う。

横綱とか大関とかの格上の力士を倒した時に呼ばれてインタビューされるんだよね。

あれいるか?

ボクも大相撲好きだから力士のインタビューは見たい気持ちはあるけどさ。
どの力士も「はぁはぁはぁはぁ」って過剰なほどに息づかいが荒くて、何を話しているのか聞き取れないんだもん。
ただでさえ小声でボソボソしゃべっているもんだから、はぁはぁと合わさると聞き取るのが大変だ。
「はぁ…ボソボソ…はぁ…ボソボソ」
と、はぁはぁの中にあるもはや暗号のような言葉を必死で聞き取っていく。
けど、そこまでしてどうにか聞き取った内容も
「明日からも一番一番頑張るだけです」
なんていう、面白くもなんともない言葉。

あれいるか?

どの力士もそんなパターンなんだよね。
たぶん他の力士のインタビュー音声をかぶせて放送したって、誰もその違いが分からないと思う。

つまんないよなぁ。
インタビュールームに来るって事は横綱・大関を倒したんだから、絶対に嬉しいはずなのにさ。
嬉しそうな顔一つせず、ぶっきらぼうな表情で受け答えするだけ。
そういうのを押し殺して何の面白みもないインタビューをする意味が分からない。

「あいつ弱すぎてウケる~!」

なんて言う力士がいてもいいだろうに。

まあ、相撲協会がそういうのは止めているんだろうけどね。
どうも最近はスポーツ選手に対して優等生さを求めてばかりなのでつまんない。
素直に感情を出したほうが絶対に面白いのにさ。

ボクが横綱倒したら、そりゃあもうニッコニコしながらインタビュールームに入っていくと思うよ。
嬉しさのあまり両手を飛行機のように広げてブーンと飛ぶような感じで入っていくかもしれない。

「すげぇ~でしょ!たまたまマワシが取れたから投げてみたら、横綱ひっくり返っちょんに~!」

とインタビュアーに自慢し、さらにケータイで実家の両親に電話して「やったよ!母ちゃん!」なんて言うだろう。

野球とかのヒーローインタビューはみんなもっと自由にしてるのになぁ。
国技だからとかって制約しすぎじゃないか?
国を背負っているオリンピック選手だってインタビューではもっと自由に答えているのにさ。
こういうとこが相撲人気を下げていると思うよ。

「大関ちょーよわくって楽勝っすわ~」

なんて言う力士が早く出てきてもらいたいものだね。