まん丸

撮影絡みで知らない人の家に行ったんだけど…

ちょうど今日、初めて導入した機械があった。

おおっ！
初めて見たぞ！
ロボット掃除機じゃん！！

床に置いてたら勝手に動き回って掃除してくれるってやつね。

ほほぉ。
電機屋さんとかで現物を見た事はよくあるけど、こうして実際の家で見るのは初めてだよ。
こりゃ凄い。

早速家主さんがセッティングして電源オン。

ピピッ！という音とともに動きだし、床を掃除していく。
おお。
こうして家で使うと、意外と音が大きいな。
まあ掃除機だからそんなものか。
でも自分で勝手に動き回って掃除していく姿は、見ていて面白い。

ただ動いているだけなんだけど、ついついジッと見入ってしまうね。
それはボクだけじゃなく、他の人達もそんな気持ちのようだ。
今日は６人ほどいたんだけど、気付いたらその６人の大人が黙ってずっとロボット掃除機の動きを眺めていたもんな。

なかなか興味深い製品だ。

でもなぁ。
どうしてどこのメーカーのロボット掃除機も同じような外観なんだろうか。
丸っこいのは動きやすい為だから仕方ないとして、機械的な見た目もどこも違いが無い。
掃除機だからこれでいいのかなぁ。

でもね。
今日のメーカーのはリモコンで『充電器に戻る』ボタンを押したりしたら
「わかった！」
とかって返事するんだよね。
そして今日は出来なかったけど、簡単な会話でコミュニケーションが出来るらしいんだよね。

という事は家電機能だけを求めているということじゃないのだろう。
掃除に加え、癒しというか可愛さというか、そういうのもあったほうがいいという事だ。

だったらやっぱり外観を変えるべきでしょ。
別にメーカーが製品を作り替える必要はない。
スマホケースみたいに、別の業者がロボット掃除機ケースを作ってそれをはめればいいんだよ。

どれもまん丸だから単純にドラえもんのケースでもいいじゃん。
ロボット掃除機にドラえもんのケースをカパッとはめれば、ドラえもんが部屋の中を動き回って掃除する感じになる。
それだけでかなり雰囲気変わるよ。
まあドラえもんがゴミを吸っていくって感じになるのはいかがなものかとは思うけど、でも子供は喜ぶに違いない。

ドラえもんだけじゃなくって、他のものでもいい。

例えば…
あ、遠くに住んでいてなかなか会えないお婆ちゃんとかはどうだろうか。
お婆ちゃんの顔をプリントしてロボット掃除機にはめるのだ。
お婆ちゃんが部屋の中を動き回っていて、まるで一緒に住んでいるかのようになって嬉しい…

事はないか。
お婆ちゃんの顔が動き回ってゴミを吸う風景はちょっと怖いな。

あ、だったらもっと可愛いもの。
猫ちゃんとかでいいじゃん。
猫ちゃんの顔のケースね。
ちょっとふかふかのケースだったら更にいい。
たまに鳴き声が出たらもっといい。
猫が好きだけど飼えない人は多いだろうから、そういう人に一気に普及すると思うぞ。

どこかメーカーが作らないんだったら、ボクが作って大儲けしちゃおっかな。
検討しておこっと。