MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

温度

2014-03-10 | Weblog
「はい、お願いします」

って初めて答えてみたよ。

「おにぎりあたためますか?」

ってコンビニでいつもいつも聞かれるんだけどね。
聞かれるたびに「こんなの温める人なんているのか?」って思ってたんだけどね。

ついついというか、うっかりというか、何となくというか、今日は温めてもらったんだよね。
温めてもらうのが初めてだから、温かいコンビニおにぎりを食べるのも初めての経験。

コンビニのおにぎりなんて冷たいものなのだ。

という自分の勝手な信念があったけど、まあ温かいバージョンも悪くないものだね。
こりゃ店員さんもしつこく毎回聞いてくるわけだよ。
確かに温めたら美味しい。
今日のが、赤飯おにぎりだったからってのもあるだろうけどさ。
ツナマヨとかタラコだったらどうなのか分からないけどさ。

でも今まで意地を張ってかたくなに温めを拒否するほどのものではなかったよ。
今度からも、たまに気が向いたら温めてもらう事にしよっと。

もうボクもそこそこ長く生きてきて、新しい食べ物を食べる機会ってのが圧倒的に減ってきちゃっている。
だからこうして既存の物を新しい食べ方で食べるという事で新鮮味を感じていくのは悪くないだろう。
今まで冷たいものだと信じていたものを温かくするだけで味が変わってくるんだからね。
色々試してみるのはいい事だ。

そもそもボクはラーメンを作る時も少し長めに茹でて柔くするほうが好きだったりするしね。
メーカーはしっかり「3分で!」と書いてあるのにそれを無視してかなりオーバーしちゃっている。
でもそれのほうが美味しく食べられるんだからいいだろう。

他にもきっと、温度を変えればもっとボクの好みになる食べ物があるはずだ。
タマゴなんかちょっと茹で時間が変わるだけで全然違う味になっちゃうもんね。
あんなに旨いフライドポテトも、冷めてしまったらマズくて食べられなくなる。

もしかしたらボクが大っ嫌いなトマトとかいうヤツも、それはボクが好みの温度で食べた事がないってだけなのかもしれないぞ。
実際、パスタとかピザとかに使われているトマトはそこまで嫌いじゃないもん。
2時間くらいグツグツ温めていたら、ボクのドンピシャの好みの味になるのかもしれない。

今度試してみよっと。
2時間トマトの中毒になって、今までの分を取り戻すかのように食べるようになるかもしれないなぁ。
楽しみだ。