朝から浮かれて出かけていった愚妻。
近所のショッピングモールの初売りに行くんだってさ。
福袋はボクも買いたいんだよな。
いや、何か好みのブランドのやつを買ったりしたいわけじゃなくってね。
どんなのでもいいから、あの袋を開ける時のワクワク感を味わいたくってさ。
でもまだ息子(5歳)は眠っているのでほったらかして行くわけにもいかず。
断念しましたわ。
すると愚妻。
そんなボクの気持ちを察してか、何個かボク用のも買ってきてくれていたではないか。
やるなぁ。
どっかの洋服屋さんのと永谷園のだ。
まずは、どっかの洋服屋さんのから開ける。
うん。
なかなか悪くないラインナップじゃないですか。
枚数も多いしお得だよ。
続いて永谷園のほう。
こちらは予想通りというか期待通りというか、お茶漬けの素やインスタントみそ汁、一杯でしじみ70個分のなんちゃらとか…
こうきましたか!
という驚きの中身ではなかったものの、でもまあ悪くない。
そしてもう一つ。
これが問題だ。
数年前に一度だけ買って衝撃的だった、有名雑貨屋さんの福袋だ。
あれをまた買ってみたらしい!
これか…
中身のハズレ感が半端ないんだよな。
お値段3000円の福袋。
確か前回は…
ツイスターゲーム、
唇の形をしたティッシュケース
色鉛筆
縦笛
が入っていた。
縦笛って…
ツイスターゲームって…
突っ込みどころ満載過ぎて、しばらく声も出ないくらいにガッカリした記憶があるよ。
でももうあれから数年経っているのだ。
さすがにクレーム殺到で今は本当にいい商品が入っているに違いない。
と自分へ言い聞かせつつ若干の期待を持って開けてみる。
と…
まず飛び込んできたのが賞状の額縁。
いらね~!
最初っからいらねぇの出てる~!
続いて、アニマル付き髪どめ
またいらね~!
なんで髪どめに動物を付けちゃってんのよ!
そしてド派手なピンクのポーチ。
これが普通の材質ならそれほど問題ないんだけど、これは何故か全身分厚いゴム製!
かなりの重量感だ。
さらに、日本人にはあまり好まれそうにない謎の人形。
その他もいらないようなのばっかり。
今回もなかなかのハズレっぷりな福袋だったな。
悔しいからまた来年も買って、リベンジしてやる。
昨日から泊まっていたタナカハンは夕方前に熊本へ帰り、ボクらは兄一家が帰省してきたので実家へ移動。
親戚が毎年送ってきてくれる松葉ガニを食べたりしてダラダラと過ごす。
明日も別のとこに福袋買いに行ってみよっか。
チラシを見ながら愚妻や義姉と話していると…
「いいのないから行かんでいいやろ!」と横から母・美智子。
別にいいじゃん。
行きたい人だけで行くんだからほっといてくれよ。
と、出発時間を決めていると、再び母・美智子。
「行くんやったら、この福袋買ってきてな」
って!
いるのかよ!
困った人だわ。