MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

腰光

2009-10-29 | Weblog
新潟に住むO氏が、コシヒカリの新米が送ってきてくれた。

嬉しいねぇ。

まだ食べてないけど、間違いなく美味しいはずだ。
時間を惜しんで『早炊き』で炊いてしまう事が多いけど、これだけはちゃんと食べなくちゃな。
一番美味しく炊ける機能を使ってみる事にしよう。

いやいや。
まてまて。
せっかくのコシヒカリ新米だ。
それを炊飯器で済ませていいのか?
機械任せにしちゃっていいのか?

何しろ新米だよ。
ただのコシヒカリじゃなく、新米だよ。
もっと最高にお米を美味しくさせるように炊くべきだろうよ。
それがコシヒカリ新米さんに対する礼儀だと思うぞ。

けど…

お米を美味しくさせるって、どうすりゃいいんだろう。

飯ごうで炊いたご飯は、最高に旨いと聞く。
実際、小学校の頃にキャンプで食べたご飯は美味しかった。
焦げばかりだったけど、最高のお米だった。
でもなぁ。
あの場合は、お米が旨いというよりも環境が旨いだけだもんね。
苦労してみんなで初めて飯ごうで炊いたんだから、そりゃ旨いに決まってるよ。

山の上で食べるオニギリは最高に旨いと聞く。
でもなぁ。
それも環境だよね。
苦労して登って山頂で食べるんだから、そりゃ旨いに決まってるよ。
そういうのじゃない。

今までで一番お米が美味しいと思った瞬間って、いつだろう。
う~ん。
あの時かなぁ。
10年以上前、盲腸で入院した時。
手術後はしばらくお米が食べられなく、1週間くらいしてようやく固いお米を食べた時。
あの時は旨かったなぁ。
もうオカズなんていらないとすら思ったもんね。

じゃあこの新米も、盲腸手術後に食べりゃいいのか。
それが最高に美味しく食べられる条件か。
でもなぁ。
もう盲腸切っちゃってるからなぁ。
ちょっと無理そうだよ。

それにそれも結局、お米を食べないという『我慢』だもんね。
飯ごうや山とそんなに違いない。
結局、どれも苦労して食べりゃ美味しいって事なのよ。

じゃあこの新米も、しばらく食べずに我慢してみよっかな。
せっかくコシヒカリ新米があるのに、あえてタイ米とかを食べ続けよう。
そうだなぁ。
3年くらいそんな生活したらいいだろうか。
その後食べるコシヒカリ新米は、さぞかし美味しい事だろうよ。
生まれて初めて、ほっぺたを落とすという事を体験してしまうかもしれないな。

楽しみだ。