我慢

ようやく秋らしくなってきた。

秋といえば、長袖だ。
今年もついに袖の出番がやってきたようだ。
ということで、今期初の長袖を着用。

たかだか３０センチほどの布っ切れなのに、あるだけでかなり違ってくる。
やるなぁ、袖。

ボクは年中同じような格好をしているから、夏と冬の違いは袖があるかないか程度。
それだけにこの袖が非常に重要なんだよね。
もし袖ってものが発明されなければ、ボクは１年中同じ格好をしている事になっていたよ。
危ないとこだった。

袖を発明した人に感謝だな。

そういや小学生の頃、冬でもランニングで過ごしている同級生が何人かいたなぁ。
１年中ランニングと半ズボンでいる子ね。

当時「偉いなぁ」と思っていたし、実際に学校で表彰されていたと思う。

けど今考えてみりゃ、そんなに偉いことではないよね。
それも表彰されるほどの事ではないと思う。
どうせその子らも、そういうキャラが根付いてしまって、もう後に引けなくなっちゃっただけじゃないの？
「今さら袖付きの服は恥ずかしくて着れねぇ」
となり、必死で我慢していたと思う。

だいたい冬でもランニングで褒めるんだったら、お相撲さんはもっと褒められていいと思うよ。

我慢するのが偉いんだったら、真夏にコート着ていても褒められるって事になるけど、どうなんだろ？
ボクはもう実験出来ないけど、息子が小学生になったら試してみてもいいかもな。
汗ダラダラ流しながら授業を受ける我が息子。
そうしたら「和田くんは一年間コート着てて偉い」って表彰してもらえるのかな。

実験出来る日が来るのが楽しみだ。