MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

こじかの男

2006-09-02 | Weblog
T吹奏楽団が、先週行った演奏会の打ち上げをするというので行ってきた。
毎年打ち上げにも誘っていただけてありがたい。

さてさて。
どんな出会いがあるかいな。
いやいや、不純な動機じゃないよ。
ないんだけど、やっぱりちょっとは期待してしまう。

去年もこの打ち上げには参加したんだけど、左右を(ほぼ)同い年の男性T氏&S氏に囲まれた。
しかも2人ともいつも話しているメンバーなので、全く新鮮味がなかったのだ。
最後のほうはS氏と2人寂しく語ってただけだもんね。

あんな思いはもう嫌だ!
今年こそはドキドキするような展開を期待したい!
若い女性に囲まれて、ウハウハするぞ!

そう決意して会場へ。
今回は『動物占い』ごとにテーブルが分けられていた。
ボクは『こじか』ということで、こじかのテーブルに行ったんだけど…

いない!
誰もいないぞ!

10人ほど座れるテーブルに、ポツンとボクが1人ぼっち…。
後から2人ほど来たが、一番隅に座ったボクの左右には誰も来ないのだ。

実に寂しい。
ただでさえボクは『唯一楽器を吹いていない人』という疎外感があるので、一段と寂しさが募る。
溢れかえっているテーブルもあるってのに…。
それを見た幹事が、動物占いで『ペガサス』の人達を、こちらのテーブルに移動するよう指示。
ほほぉ。
ペガサスですか。
それは気品のある女性が来そうですなぁ。
楽しみにして待っていると…
ボクの横にやってきたのは…

指揮者の先生(45才)。

うはぁ~。
なるほどなるほど。
そういう事ですか。
そんな状態で宴はスタート。
先生と、『今回の演奏会について』などを語っていく。
段々と場が乱れていき、向こうのほうでは盛り上がっている様子。
人々もあっちこっち動き回っている。
が、このテーブルに集まって来たのはG氏(45才・男性)とS氏(34才・男性)だけ。
ボクを取り囲むようにした格好で、『音楽論』で盛り上がっていく。
とてもそんな難しい音楽論にはついていけないのだが、位置的には中心になっちゃてる。
よく分からないけど、とりあえず「ふん、ふん」と、相づちをうっていきましたわ。

途中、そんなボクの様子を見るにみかねたU氏が来てくれた。
U氏はテニスメンバーでもあるので、この中では比較的話しやすい女性だ。
「もっといろんな人と話すように!」
と叱咤激励してくるU氏。

そりゃボクだってそうしたいよ!
でも話せないんだよ!
緊張すんだよ!!
女性にたいしては人見知り激しいんだよ!
ぺらぺら話せるようになるまでには、結構時間かかるんだよね。
悔しいけど、このオッサン連中の間にいるほうが断然ラクだし安心しちゃうの。
現にG氏(45才)とは初対面だったけど、普通に楽しく会話してたしね。
奥にいる若い子を無理矢理ボクの横に連れて来ようとしてたけど、どうにか勘弁してもらったよ。

おまけに宴の最中に、実家からメールが入った。
母・美智子からだ。
以下全文無断引用

「あんたん家のほうで火事になってるみたいだけど大丈夫?」

だってさ。

うっそ~ん。
気になるぞ~~!
こうしている間にも、ウチが燃え広がっている可能性もある。
話していてもウチが気になって仕方ない。

1次会終わったら、逃げるように帰って行きましたわ。

来年こそは頑張ろっと!

あ、心配しながら帰ったけど、ウチは全く燃えておりませんでしたよ。