便利屋さんを友人が始めて間もないころ、良かったら使わない?と持ってきた衝立、
しばらくは倉庫に置いてあったのですが、2017年1月にリフォームした後、
廊下のサッシと昔からのガラス戸の間に置くようにしました。
暑さ寒さよけになると同時に、目隠しにもなって、外から見た感じもいいなと思い、
処分されることなく有効活用出来た事に、満足していました。
その衝立は木製で、簾と組んであり、4枚の枠を蝶番でつないであります。
釘は1本も使っていないのですが、その中の一枚が外れてしまったので、
元に戻すのは大変でした。
簾を細い溝に差し込んでいくのですが、途中までいくと歪んで外れやすくなり、
数回繰り返してやっと入ったらすぐに、紐で縛りました。
その後、今度は外枠の内側に空いている穴に支柱のような部分を差し込むのですが、
順番に入れていくのが簡単にはいかず、これがまた大変でした。
やっている途中で、正直もうやめようかともふと考えたのですが、
工夫しながらもう少し頑張ってみようと、粘りました。
蝶番を外した方が楽だろうと思いましたが、向きを変えることによって、
何とか元に戻すことが出来たので、枠から外れないように紐で縛りました。
今まで外れるという事を考えなかったため、サッシのカギを閉める時に、
気を遣わずに折り曲げていたのが、ガタついて行く原因だったと思います。
やっと直したので、これからは丁寧に扱い、長持ちさせたい。
途中の板のくり抜いた朝顔の花と葉、下は魚の形で、とてもきれいです。
作った人の事も、元々の持ち主の事も、全く知りませんが、縁あって今ここにある、
関わった人みんなが幸せ、そんな風に感じました。
ここで毎日、大きくなっていくアシナガバチの巣を眺めています。