母屋の裏の斜面だけは、まだ手を付けずにいます。
春に刈った後、土手の下からはしごをかけてクズのつるは時々切っていますが、
斜面は高いので、もしもヘビが見えたら逃げ場がありません。
飛び降りるなんてことになって、けがでもしたら元も子もないですから、
今年から夏の間は入らないと決めました。
その斜面の下の方に、ワレモコウを見つけました。
ワレモコウは、就職した年の強烈な思い出につながる花です。
ほとんどのことは忘れていく私の記憶に残っているので、すごい一年だったと思うのですが、
細かいことはやっぱり覚えていません。
ただ、嫌な思い出として残っている気はしないので、それは嬉しいです。
目立つ草ではないけれど、季節を知らせる存在感のある花、
これからも毎年会いたい花です。