確かな味

秋になって　ますますピーマンがたくさん採れます。
しばらく採りに行かないと　緑からオレンジそして真っ赤になっていきます。
以前は　ピーマンは緑が食べ頃と思っていて　赤くなったものは食べませんでしたが
赤い色は完熟の色と知り　使うようになりました。

ピーマンとハムを細く切って炒め　最後に卵を入れただけという単純料理ですが
柔らか過ぎないピーマンが　ピーマンらしくて元気になれそうな味です。



きゅうりも　小さめが美味しいと思っていましたが　それは丸かじりの時です。
酢の物を作る時は　巨大きゅうりが美味しいと私は思います。
あまりに大きい時は　皮をむき種をとって薄切りにしますが　
写真の物は　昨日そのままの大きいきゅうりで作った酢の物です。
これも　パリパリの歯ごたえが美味しさの理由です。

「魚　貝　野菜　果物などの　最も味が良い時　転じて　物事を行う最適の時期」
辞典にあった　旬の説明です。
バラは　蕾も開花したものも実も　それぞれが良い時です。
考えてみれば　雑草も木も　その時その時に見せ場があるような気がします。

旬は　一度ではなくて　何度もある？
人は　旬を　何度も作れると思いたいです。