iPhone5sがなくなった(多分盗まれた)。
今の6sを10万円近く出して買う気がしなかったし、SEはハードが強化されているとはいえ形が同じなのでときめかなかったということもあり、最近評判のいい為華(HUAWEI) を買ってみた。機種は最新最強の6インチモデルであるmate8。
通販で約5万円。現時点では日本未発売。中国聯通と中国移動のSIMを持っているので、全網通版というすべての3G規格に対応するモデルにした。
もともと大画面のスマホは使い勝手が良くないと考えていたが、これも実際に使ってみないと評価できないので、まあ試してみるかという気持ちもあったのだが、この辺は後で書く。
実機を起動すると、言語設定で日本語が選択できる。今まで大陸で購入したアンドロイドスマホはmore localeをいれても完全に日本語化はできなかったことを考えると、これは非常にありがたい。
但し、日本語フォントは微妙によくない。「化」とか「直」が変な字になるいわゆる中華フォントではないのだが、なぜか標準とボールドが混在するような感じ。まあ許容範囲だろう。ROOT化でフォント入れ替えはできるようだが、そこまでリスクをとって直すレベルではない。
両側の端まで液晶画面となっていて、これはiPhoneよりも先進感がある。また、これにより6インチながらiPhone6+並みの筐体サイズに収まっている。
プロセッサーは8コアで画面のスクロールやアプリの起動にストレスはない。アンドロイドを使っている人は「ヌルサク」といって大いに評価しているが、iPhoneから乗り換えた私は「違和感なく使える」という感想。まあ、いずれにしても全く問題ない。
4000mAhの大容量バッテリーのおかげで、一日中いじっていても夜まで電池切れにはならない。通常の使い方であれば二日は持つだろう。
また大陸版に標準でついてくる9V充電器をつかうと30分で一日分程度は充電可能。
背面の人差し指による指紋認識は複数登録ができるのでどちらの手で持っていても起動できるし、標準アプリでアプリの起動を指紋認証でロックできる。中国はお財布ケータイ的に支払ができるソフトが多いのでこれは便利。
デュアルSIMだが、2G,3G,4Gコンパチと2Gであり、2GはGSMなので日本では使えない。但しスロットはソフト側で入れ替えできるのでSIMカードの入れ替えは不要。
日本のMVNOのSIMと聯通の4G SIMを入れて、中国では聯通側を4G,日本に戻った際にはデータ通信をするときにMVNO側を4Gに切替えることができる。
なお、MVNOのAPNは大手10社がプリセットされていた。
小米で4G,3GのデュアルSIM機が出たようだが、今後はどこもそうなっていくのではないか。そうなれば日本と海外の行き来が多い人は助かる。
注)この大陸版には日本の技適マーク表示はない。
大陸アンドロイドの常として、Google関連ソフトは全くプリインストールされていないが、標準のアプリストアHiAPPでもGoogle関連ソフトはダウンロード可能。
その後設定→アカウントでGoogleアカウント登録をすれば、通常のアンドロイド同様に使うことができる。
とはいえ、中国ではGoogle関連は遮断されているのでVPN必須。中国でツイッター、FBをやっている人は頻繁にVPN切替をする必要があり面倒だがVPNスイッチで検索するとVPN切替が一発でできるソフトがいくつか出てくる。
基本的に画面、カメラ等のハードウェアについては何ら不満ない。
華為はアンドロイドベースのEMUIというインターフェースが使われているが、そこそこ使いやすいと思う。通信状況やバッテリ使用状況の表示、管理ソフトも充実している。
細かいことを言うと、標準ソフト以外アイコンにバッジ表示できないのが難点。
さて、6インチの評価。
やはり片手での操作はきつい。標準のバックボタンですら親指が届かない。ナビゲーションボタン全体をスワイプすると縮小表示され指が届くようにはなっているが、ちょっと面倒。
日本語入力はATOK、シメジならフリックパネルのサイズを小さくして片側に寄せ、なんとか片手入力ができる。
しかしATOKやシメジから一発で中国語入力に切替できない。中国で生活しているとこれは非常にマーファン(麻煩)なので、日本語、英語、中国語入力切替がワンタッチでできるGoogle入力を使っている。結局は両手で操作する端末だと思う。
画面の見やすさについては、それは勿論大画面が良いに決まっている。
液晶パネル機器は例外なく大画面化している。ナビも10インチ時代だ。
しかしスマホは携帯性という問題がある。
私は携帯端末には無理ない片手操作が必須だと思う。もう一つの問題は、どのポケットにいれても頭がはみ出すということ。これは治安の悪い場所ではとても不安だ。
6インチが今後のスタンダードになることはないのではないか。
とはいえ、さすがにこれに慣れると4インチiPhoneの画面は小さい。
最終的には4インチiPhoneを一回り大きいサイズにフレームレスで目一杯液晶画面を搭載し4.7インチを実現する、というあたりに落ち着くのでないかと思う。
今の6sを10万円近く出して買う気がしなかったし、SEはハードが強化されているとはいえ形が同じなのでときめかなかったということもあり、最近評判のいい為華(HUAWEI) を買ってみた。機種は最新最強の6インチモデルであるmate8。
通販で約5万円。現時点では日本未発売。中国聯通と中国移動のSIMを持っているので、全網通版というすべての3G規格に対応するモデルにした。
もともと大画面のスマホは使い勝手が良くないと考えていたが、これも実際に使ってみないと評価できないので、まあ試してみるかという気持ちもあったのだが、この辺は後で書く。
実機を起動すると、言語設定で日本語が選択できる。今まで大陸で購入したアンドロイドスマホはmore localeをいれても完全に日本語化はできなかったことを考えると、これは非常にありがたい。
但し、日本語フォントは微妙によくない。「化」とか「直」が変な字になるいわゆる中華フォントではないのだが、なぜか標準とボールドが混在するような感じ。まあ許容範囲だろう。ROOT化でフォント入れ替えはできるようだが、そこまでリスクをとって直すレベルではない。
両側の端まで液晶画面となっていて、これはiPhoneよりも先進感がある。また、これにより6インチながらiPhone6+並みの筐体サイズに収まっている。
プロセッサーは8コアで画面のスクロールやアプリの起動にストレスはない。アンドロイドを使っている人は「ヌルサク」といって大いに評価しているが、iPhoneから乗り換えた私は「違和感なく使える」という感想。まあ、いずれにしても全く問題ない。
4000mAhの大容量バッテリーのおかげで、一日中いじっていても夜まで電池切れにはならない。通常の使い方であれば二日は持つだろう。
また大陸版に標準でついてくる9V充電器をつかうと30分で一日分程度は充電可能。
背面の人差し指による指紋認識は複数登録ができるのでどちらの手で持っていても起動できるし、標準アプリでアプリの起動を指紋認証でロックできる。中国はお財布ケータイ的に支払ができるソフトが多いのでこれは便利。
デュアルSIMだが、2G,3G,4Gコンパチと2Gであり、2GはGSMなので日本では使えない。但しスロットはソフト側で入れ替えできるのでSIMカードの入れ替えは不要。
日本のMVNOのSIMと聯通の4G SIMを入れて、中国では聯通側を4G,日本に戻った際にはデータ通信をするときにMVNO側を4Gに切替えることができる。
なお、MVNOのAPNは大手10社がプリセットされていた。
小米で4G,3GのデュアルSIM機が出たようだが、今後はどこもそうなっていくのではないか。そうなれば日本と海外の行き来が多い人は助かる。
注)この大陸版には日本の技適マーク表示はない。
大陸アンドロイドの常として、Google関連ソフトは全くプリインストールされていないが、標準のアプリストアHiAPPでもGoogle関連ソフトはダウンロード可能。
その後設定→アカウントでGoogleアカウント登録をすれば、通常のアンドロイド同様に使うことができる。
とはいえ、中国ではGoogle関連は遮断されているのでVPN必須。中国でツイッター、FBをやっている人は頻繁にVPN切替をする必要があり面倒だがVPNスイッチで検索するとVPN切替が一発でできるソフトがいくつか出てくる。
基本的に画面、カメラ等のハードウェアについては何ら不満ない。
華為はアンドロイドベースのEMUIというインターフェースが使われているが、そこそこ使いやすいと思う。通信状況やバッテリ使用状況の表示、管理ソフトも充実している。
細かいことを言うと、標準ソフト以外アイコンにバッジ表示できないのが難点。
さて、6インチの評価。
やはり片手での操作はきつい。標準のバックボタンですら親指が届かない。ナビゲーションボタン全体をスワイプすると縮小表示され指が届くようにはなっているが、ちょっと面倒。
日本語入力はATOK、シメジならフリックパネルのサイズを小さくして片側に寄せ、なんとか片手入力ができる。
しかしATOKやシメジから一発で中国語入力に切替できない。中国で生活しているとこれは非常にマーファン(麻煩)なので、日本語、英語、中国語入力切替がワンタッチでできるGoogle入力を使っている。結局は両手で操作する端末だと思う。
画面の見やすさについては、それは勿論大画面が良いに決まっている。
液晶パネル機器は例外なく大画面化している。ナビも10インチ時代だ。
しかしスマホは携帯性という問題がある。
私は携帯端末には無理ない片手操作が必須だと思う。もう一つの問題は、どのポケットにいれても頭がはみ出すということ。これは治安の悪い場所ではとても不安だ。
6インチが今後のスタンダードになることはないのではないか。
とはいえ、さすがにこれに慣れると4インチiPhoneの画面は小さい。
最終的には4インチiPhoneを一回り大きいサイズにフレームレスで目一杯液晶画面を搭載し4.7インチを実現する、というあたりに落ち着くのでないかと思う。