NOOTVの売上が官報に公開された。
これに言及されているサイプロ様のページ
私の昨年4月のエントリーを見ていただくと、ドコモがNOTTVを始めた経緯がわかる。
これに関連する池田信夫氏のアゴラの記事はこちら。
今年3月期の売上はわずか11億円。一方で売上原価が146億円、販売費、一般管理費が82億円。合計216億円の赤字
まあ、普通の会社なら事業をやめるべき数字だが、コンテンツビジネスなので初年度赤字は折込み済みだろう。
池田氏はアゴラで「月額料金は420円だから、100万人が払っていたら売り上げは50億円を超えているはず」と述べているが、12年11月時点での契約者は30万人。
3月末でも70万人しかいなかったので、12年度決算の売り上げ11億円はまっとうな数字だ。
とはいっても、今のペース(概ね10万件/月の増加)で契約数が伸びていったとしても13年度3月期の売り上げは65億円程度にしかならならない。
損益分岐の契約者数は1000万件らしいが、この一年間の伸び率や現在放映されているコンテンツからみて1000万という数字が現実的なものとは到底思えない。
現在の100万人だって、「新規契約時にキャンペーンで契約して、そのまま忘れて解約しない人」が多くを占めているのではないか?
NOTTVではないが、私の母親がSBの使わないサービスを解約せずにお金を払い続けていた事がわかり私が解約したことがある。
私の以前のブログでも書いたが、ドコモはこの商売が成功するとは思っていない。池田氏が指摘する通り、総務省との駆け引きの中で引き受けた話しなのだ。
携帯で儲かっているドコモにしてみれば、この程度の赤字は大したことはない。
とはいってもいつまでも出血を続けるわけにはいかないので、そのうちひっそりと撤退するのだろう。
総務省はなぜそこまでVHF空き地の再利用にこだわるのか?地デジ化の大義名分に入っていたことは間違いないが、それを取り繕うために更に無駄なことをする必要はないだろう。
マルチメディア放送だけでなく、全く実現性のないITSへの利用もきっぱりやめたほうがいい。
これに言及されているサイプロ様のページ
私の昨年4月のエントリーを見ていただくと、ドコモがNOTTVを始めた経緯がわかる。
これに関連する池田信夫氏のアゴラの記事はこちら。
今年3月期の売上はわずか11億円。一方で売上原価が146億円、販売費、一般管理費が82億円。合計216億円の赤字
まあ、普通の会社なら事業をやめるべき数字だが、コンテンツビジネスなので初年度赤字は折込み済みだろう。
池田氏はアゴラで「月額料金は420円だから、100万人が払っていたら売り上げは50億円を超えているはず」と述べているが、12年11月時点での契約者は30万人。
3月末でも70万人しかいなかったので、12年度決算の売り上げ11億円はまっとうな数字だ。
とはいっても、今のペース(概ね10万件/月の増加)で契約数が伸びていったとしても13年度3月期の売り上げは65億円程度にしかならならない。
損益分岐の契約者数は1000万件らしいが、この一年間の伸び率や現在放映されているコンテンツからみて1000万という数字が現実的なものとは到底思えない。
現在の100万人だって、「新規契約時にキャンペーンで契約して、そのまま忘れて解約しない人」が多くを占めているのではないか?
NOTTVではないが、私の母親がSBの使わないサービスを解約せずにお金を払い続けていた事がわかり私が解約したことがある。
私の以前のブログでも書いたが、ドコモはこの商売が成功するとは思っていない。池田氏が指摘する通り、総務省との駆け引きの中で引き受けた話しなのだ。
携帯で儲かっているドコモにしてみれば、この程度の赤字は大したことはない。
とはいってもいつまでも出血を続けるわけにはいかないので、そのうちひっそりと撤退するのだろう。
総務省はなぜそこまでVHF空き地の再利用にこだわるのか?地デジ化の大義名分に入っていたことは間違いないが、それを取り繕うために更に無駄なことをする必要はないだろう。
マルチメディア放送だけでなく、全く実現性のないITSへの利用もきっぱりやめたほうがいい。